妖精姫の忍び旅は何かと物騒です?
惑星・バーティアスに“コーネリア”と言う名の一人の妖精族の少女が居る。
彼女は妖精族にしては珍しい色彩をしていた。
夜の闇よりも濃く暗い漆黒の髪は腰まであり、さらりと真っ直ぐに光を弾く。
瞳は紫水晶、大きな円らな瞳は可愛らしく均整の取れた顔立ち、桜色の頬と唇は朗らかな彼女は常に笑顔を絶やさない。
背丈は妖精族に有りがちな140㎝、胸は…やや慎ましやか──控え目──絶壁…ではないな、ほんの“少し”膨らみがある。
彼女の魅力はその背にある紫揚羽を思わせる翼。耳は尖っている(妖精族特有の)、鈴らかな声は可憐そのもの。
『──コーネリア姫を殺そう』
『ああ…あの娘は危険だ。』
『…まるでかつての“狂い咲き女王”のようだ…あの翼、夜よりも尚暗い髪色…我ら妖精族の“災厄の女王”を彷彿とさせる。…だが、どうするのだ?彼の姫は恐るべき魔法の使い手だぞ?』
『ああ、それに関しては俺の方から──』
…。
そんな会話を10歳の誕生日の折りに聞いて、当のコーネリア姫は自身の“前世”を思い出していた──
これはそんな妖精姫が故郷を出て気ままに“忍び旅”を楽しむ物語である。
彼女は妖精族にしては珍しい色彩をしていた。
夜の闇よりも濃く暗い漆黒の髪は腰まであり、さらりと真っ直ぐに光を弾く。
瞳は紫水晶、大きな円らな瞳は可愛らしく均整の取れた顔立ち、桜色の頬と唇は朗らかな彼女は常に笑顔を絶やさない。
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『ああ、それに関しては俺の方から──』
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