旦那様は、最推し作家の(訳アリ)幽霊でした

 クララには秘密がある。それは『霊』の姿がみえること。
 そんな彼女は、亡き叔母の借金の形(かた)として債権者と対面することになったが、現れたのは若い男性の霊。
 彼はクララの愛読書の作者エズラを名乗り、『自身との結婚』と『執筆の代行』を依頼する。
 予想外の提案に戸惑いつつも、債権者の意向に沿うべくクララは了承し、二人の奇妙な結婚生活が始まった。

 『人』であるクララと『霊』であるエズラが『夫婦として』交流を深めていくなかで明らかになっていく、彼が霊になってしまった理由とその正体。
 ほのぼのあり、たまにシリアスありの、最後はハッピーエンドになる物語。


 ※ 三万文字程度の、中編作品です
 
24h.ポイント 7pt
10
小説 36,664 位 / 184,022件 恋愛 16,184 位 / 56,003件