吹雪の小屋

 幼少期に何度か遊んだ事のある山へ出かけた良太は、うっかり足を滑らせて登山道から落ちてしまう。
 直後降り出した雪のせいで、元来た道へ戻る事も難しい。
 そんな良太の元へ、薄氷のような女が現れ彼を助ける。
 山小屋へ逃げ込んだ彼らは、お互いの事についてポツポツと話を始めた。

 静寂に包まれた山小屋で、二人は少しずつ理解を深めていく。
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