赤ずきんとオオカミ卿〜おとぎ異世界世直し草紙〜
大魔法使いである祖母から貰った真っ赤な頭巾を身につけた少女チェルは村のみんなから「赤ずきん」と呼ばれ、可愛がられていたが、本人はそのことをあまり快く思っていなかった。祖母の見舞いに行った帰り道、その地域を治めるヴァーンストル侯爵こと通称「オオカミ卿」の兵士により、殺人犯として捕まえられてしまう。暴力と嗜虐が何よりも好物なオオカミ卿の前で、果たして少女チェルはその話術を用いてピンチを切り抜けることができるのか。しかし、事態は意外な展開を見せ、本人たちも思いもよらないことに巻き込まれてしまう。
これは言葉巧みに操る赤ずきんと、腕力と修羅場の経験値により状況を自分の思う通りにしてきたオオカミ卿との、異世界世直し物語である。
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