褒美で授与された私は王太子殿下の元婚約者
私が暮らすエーネ国は長い間隣国と戦続きだった。
長い戦を勝利に導いたのは一人の騎士。近い将来次期王宮軍騎士隊長になるだろうと噂されていた侯爵家次男のリーストファー副隊長。
この度の戦で右足を負傷し杖無しでは歩く事も出来ないと聞いた。
今私の目の前には陛下の前でも膝を折る事が出来ず凛と立っているリーストファー副隊長。
「お主に褒美を授与する。何が良いか申してみよ」
「では王太子殿下の婚約者を私の妻に賜りたく」
え?私?
褒美ならもっと良い物を…、爵位とか領地とか色々あるわよ?
私に褒美の価値なんてないわ。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 作者独自の設定です。
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