現代は呪文カードがないと魔法が使えないらしい〜お前らが欲しがってるS級呪文カードは、昔俺が作った初心者用の教材なんだが〜
かつて魔法が使える唯一の種族だった主人公は、自らを慕う人間の少年ミネヴィアに魔法を教えるべく、魔力を流すだけで魔法が使える「魔法カード」を開発し、彼にプレゼントした。
それから数年後、人間から無条件に忌み嫌われる種族でもあった主人公は、変化に乏しい人間達を観察することに飽きたため、千年後の世界に転生することを選ぶ。
ミネヴィアが「魔法カード」を解析し、人間の世界に魔法をもたらした後の世界を見るために。
しかし、彼が転生した先で見たのは、かつてミネヴィアに渡した「魔法カード」を神の遺物として崇め、それらをベースにした粗悪な複製品を奪い合う人間達の姿だった。
手に入れた魔法カードを使いこなし、よりレアリティの高い魔法カードを手に入れることこそが魔法使いとして大成する唯一の道である、と、世界一の魔法学園の教師でさえ信じていた。
どうやらミネヴィアは「魔法」を広めるのではなく「魔法カード」を普及させてしまったようだ。これではせっかくの転生先の人生を楽しめない。
「ならば今度こそ見せてやろう。そんなものに頼らずとも戦える"本物の魔法使い"というものを」
かつて唯一の魔法使いだったアルメスによる、学園無双の物語が幕を開ける--
※小説家になろう、カクヨムでも同時に連載しています。
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