金沢ひがし茶屋街 雨天様のお茶屋敷

古都・金沢、加賀百万石の城下町のお茶屋街で巡り会う、不思議なご縁。
雨の神様がもてなす甘味処。


祖母を亡くしたばかりの大学生のひかりは、ひとりで金沢にある祖母の家を訪れ、祖母と何度も足を運んだひがし茶屋街で銀髪の青年と出会う。
彼は、このひがし茶屋街に棲む神様で、自身が守る屋敷にやって来た者たちの傷ついた心を癒やしているのだと言う。
心の拠り所を失くしたばかりのひかりは、意図せずにその屋敷で過ごすことになってしまいーー?

神様と双子の狐の神使、そしてひとりの女子大生が紡ぐ、ひと夏の優しい物語。


アルファポリス 2021/12/22~2022/1/21

※こちらの作品はノベマ!様・エブリスタ様でも公開中(完結済)です。
(2019年に書いた作品をブラッシュアップしています)
24h.ポイント 0pt
0
小説 220,224 位 / 220,224件 キャラ文芸 5,495 位 / 5,495件

あなたにおすすめの小説

「お前の看病は必要ない」と追放された令嬢——3日後、王子の熱が40度を超えても、誰も下げ方を知らなかった

歩人
ファンタジー
「お前の看病などいらない。薬師がいれば十分だ」 王太子カールにそう告げられ、侯爵令嬢リーゼは静かに宮廷を去った。 誰も知らなかった。夜ごとの見回り、薬の飲み合わせの管理、感染症の予防措置——宮廷の健康を守っていたのは薬師ではなくリーゼだったことを。 前世で救急看護師だった記憶を持つ彼女は、辺境の診療所で第二の人生を始める。 一方、リーゼが去った宮廷では原因不明の発熱が蔓延し、王太子自身も倒れる。 迎えに来た使者にリーゼは告げる——「お薬は出せます。でも、看護は致しません」

「子守係風情が婚約者面をするな」と追い出された令嬢——公爵家の子供たちが全員、家出した

歩人
ファンタジー
「所詮、子守係にすぎない女だった」 公爵嫡男エドワードはそう吐き捨て、華やかな伯爵令嬢との婚約を発表した。 追い出されたフィオナは泣かなかった。前世で保育士だった記憶を持つ彼女は知っていた——子供は見ている。全部、覚えている。 フィオナが去って一週間。公爵家の三人の子供たちが、揃って家を出た。 長男は「フィオナ先生のところに行く」と書き置きを残し、次女は新しい婚約者に「あなたは僕たちの名前すら知らない」と告げた。 「お返しする気はございません——この子たちは、私を選んだのですから」

悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています

かきんとう
恋愛
 王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。  磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。  その中心に、私は立っていた。  ――今日、この瞬間のために。 「エレノア・フォン・リーベルト嬢」  高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。

夫と息子に捨てられたので、全部置いて出て行きます。明日から、タオルがなくても知りません。

夢窓(ゆめまど)
恋愛
夫と息子に裏切られ、すべてを奪われた女は、何も言わずに家を出た。 「どうせ戻ってくる」 そう思っていた男たちの生活は、あっけなく崩壊する。 食事も、金も、信用も失い、 やがて男は罪に落ち、息子は孤独の中で知る。 ――母がいた日常は、当たり前ではなかった。 後悔しても、もう遅い。

【完結】王太子妃候補資格を剥奪された悪役令嬢は王都を去る――血は水よりも濃く纏わりついて――

シラクサ
恋愛
エスネエーレは、愛してはいけない相手を愛してしまった―― 冷たく美しい宮廷の光の中で、クレーフェ公爵の養女エスネエーレは、誰からも愛される聖女候補シャロンと、王太子ラディスラスの視線を前に、胸の奥に古い棘を抱えていた。 彼女は“悪役令嬢”と噂されるが、その冷たさは虚勢であり、本当は誰よりも脆く、誰よりも深く、王太子ラディスラスを愛している。 しかし、彼女には誰にも言えない秘密があった……

追放された無能テイマー、迷宮の底で伝説の神獣と絆を結び最強へ。もふもふ竜と王女と歩む、自分を見捨てた者たちを凌駕する逆転無双譚!

黒崎隼人
ファンタジー
「お前のその役立たずの遊びは、いつまで続くんだ」 高ランクパーティで荷物持ちとして必死に貢献していたテイマーのレオンは、リーダーのギルベルトに裏切られ、凶悪な魔物がひしめく底知れぬ大迷宮の底へと突き落とされてしまう。 死を覚悟したレオンだったが、奇跡的に助かった迷宮の最下層で、傷つき死にかけている一匹の美しい竜と出会う。 それは、おとぎ話に登場する伝説の神獣『天星竜』だった。 暗闇で孤独に死にゆく竜を放っておけず、レオンは無意識に手を伸ばす。 その瞬間、レオンの隠された真のスキル『魂の共鳴』が覚醒した。 傷を癒された天星竜は手のひらサイズの愛らしい姿『ティア』となり、レオンに途方もない魔力と圧倒的な身体能力を分け与える。 迷宮を単騎で脱出し、最強の力を得たレオンは、一介の冒険者として新たな生活を始める。 お忍びで街を訪れていた王女アリアと出会い、平穏な日々を望むレオンだったが、かつて彼を追放したギルベルトの驕りが、国を揺るがす未曾有の魔物大暴走を引き起こしてしまう。 「行きましょう。魔物の群れが王都の壁に触れる前に、すべて終わらせます」 自分を見捨てた者たちを遥かに凌駕する力で、少年と小さな竜は絶望の濁流を光の刃で一掃する! これは、心優しきテイマーが伝説の神獣と絆を結び、本当の強さと自由を手に入れるまでの大逆転無双ファンタジー。

結婚式の翌朝、夫に「皇太子の愛人だろう」と捨てられました――ですが私は、亡き国王の娘です

柴田はつみ
恋愛
母の遺した薬草店を守りながら、慎ましく暮らしていたアンリ。 そんな彼女に求婚してきたのは、国内でも名高い騎士にして公爵家当主、アルファだった。 真っすぐな想いを向けられ、彼を信じて結婚したアンリ。 けれど幸せなはずの結婚式の翌朝、夫は冷たく言い放つ。 「君を愛していると本気で思っていたのかい? 」 彼はアンリが第一皇太子と深い仲にあり、自分との結婚は身を隠すための偽装だと誤解していたのだ。 アンリは実は、亡き国王の婚外子。 皇太子にとっては、隠して守らなければならない妹だったのである。

愛人を連れて帰ってきた翌朝、名前すら呼ばれなかった私のもとに王太子殿下が迎えに来ました 〜三年間冷遇された妻、今は毎日名前を呼ばれています〜

まさき
恋愛
侯爵家に嫁いで三年。 夫に名前を呼ばれたことは、一度もなかった。 社交の場ではただ隣に立つだけ。 屋敷では「妻」としてすら扱われない。 それでも、いつかは振り向いてもらえると信じていた。 ――けれど、その期待はあっさりと壊れる。 夫が愛人を伴って帰宅した、その翌朝。 私は離縁状を残し、静かに屋敷を出た。 引き止める者は、誰もいない。 これで、すべて終わったはずだった―― けれどその日、私のもとに現れたのは王太子殿下。 「やっと手放してくれたか。三年も待たされました」 幼い頃から、ただ一人。 私の名前を呼び続けてくれた人。 「――アリシア」 その一言で、凍りついていた心がほどけていく。 一方、私を軽んじ続けた元夫は、 “失ってはいけないもの”を手放したことに、まだ気づいていない。 これは、三年間名前を呼ばれなかった私――アリシアが、 本当の居場所と愛を取り戻す物語。