そしてヒロインは途方に暮れる
【アーレスと呼ばれる世界のお話】
遍歴の旅の途上である聖騎士のカーティスと、兄に付き合って遥々東方まで来たヴィンスの二人は、立ち寄った町で公開処刑にぶち当たった。
本来なら「嫌なものに当たったな」で終わるはずが、兄カーティスは、今にも処刑されようとしている魔女スイをひと目見るなり、「助けなければ」と突っ込んでしまう。
死なば諸共毒食らわば皿まで。
やっちまったもんは仕方ない。
ヴィンスは腹を括り、この件について調べることにした。
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