透明になった番
天空の浮遊島群ラトビル――竜族の王国は、無数の浮島が雲海の上に浮かぶ幻想的な国だった。
プリムラが嫁いで来たこの空の城は、地上からは決して届かない孤高の牢獄でもあった。
「人間風情が番など最悪だ。私は貴様を運命の番などとは認めない」
番を拒絶する竜の王子は次第にプリムラを甚振る事に愛を覚え始めた。
死んだとしても『運命の番』という未来永劫の鎖で囚われた者達の運命を描く――
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