【完結】オーク異種族間転生認可局
「――で、なんでオークになろうと思ったの?」
「はっ、はい! その、種族の連帯感と言いますか、主たる目的を達成するためには手段を選ばず助け合う生物としての強さに感銘を受けたと言いますか」
「あー、うん。そういうのはいいからさ。ぶっちゃけちゃうと、種族の特性上、どうしても人間の女攫ったり、無理矢理繁殖行動を取る必要があるんだよね。まー、人間側からしたら鬼畜の所業ってやつ。意思を無視して無理矢理孕まされるんだから。元人間の君がオークに転生したとして、同じ人間相手にそんな酷い事出来るの?」
淡々と。やや高圧的に面接を続けていたのだが。緊張で固くなっていた転生希望者が、その質問で表情を変えた。
満面の笑みだった。
生物の特性上、常に討伐対象となってしまうオーク。どんどん増やさないと絶滅してしまう。だから足りない魂を、他種族からの転生で賄っている。
ここはオーク異種族間転生認可局。今日も俺は種族の為に転生希望者への圧迫面接を続けている。
……命が尽きるその時まで。
「はっ、はい! その、種族の連帯感と言いますか、主たる目的を達成するためには手段を選ばず助け合う生物としての強さに感銘を受けたと言いますか」
「あー、うん。そういうのはいいからさ。ぶっちゃけちゃうと、種族の特性上、どうしても人間の女攫ったり、無理矢理繁殖行動を取る必要があるんだよね。まー、人間側からしたら鬼畜の所業ってやつ。意思を無視して無理矢理孕まされるんだから。元人間の君がオークに転生したとして、同じ人間相手にそんな酷い事出来るの?」
淡々と。やや高圧的に面接を続けていたのだが。緊張で固くなっていた転生希望者が、その質問で表情を変えた。
満面の笑みだった。
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