ごえんのお返しでございます

高校生の紡はある日、親友の一生のお願いで商店街にある店へ訪れる。糸を扱うその店の店主は絶世の美女。赤い糸を買った釣り銭を、彼女はその赤い唇をそっと動かしながら、親友に渡した。
「ごえんのお返しでございます――」

縁切り、縁結びのまじないができると噂のその店を訪れたことで、紡の周囲の人間関係は変化し、壊れていく。そして彼自身にも……。

※ブログ、note、エブリスタ、カクヨムにも掲載しています
24h.ポイント 42pt
0
小説 17,572 位 / 220,268件 ホラー 247 位 / 8,190件

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)

MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。 かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。 44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。 小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。 一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。 ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?

◆ネを叩く女

片喰 一歌
ホラー
毎週水曜に会う彼女は少し変わった嗜好を持っていて、俺の脛を叩くのを楽しみにしているようだった。

悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています

かきんとう
恋愛
 王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。  磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。  その中心に、私は立っていた。  ――今日、この瞬間のために。 「エレノア・フォン・リーベルト嬢」  高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。

マネージャー~お前を甲子園に連れて行ったら……野球部のエース♥マネージャー

夏目碧央
BL
 強豪校の野球部に入った相沢瀬那は、ベンチ入りを目指し、とにかくガッツを認めてもらおうと、グランド整備やボール磨きを頑張った。しかし、その結果は「マネージャーにならないか?」という監督からの言葉。瀬那は葛藤の末、マネージャーに転身する。  一方、才能溢れるピッチャーの戸田遼悠。瀬那は遼悠の才能を羨ましく思っていたが、マネージャーとして関わる内に、遼悠が文字通り血のにじむような努力をしている事を知る。

同僚に密室に連れ込まれてイケナイ状況です

暗黒神ゼブラ
BL
今日僕は同僚にごはんに誘われました

レコードショップ黎音堂の音楽怪異譚

甘月
ホラー
その音を聴いた者には、必ず“不幸”が訪れる――。 音楽×怪異のホラー・ミステリー! 冴えないレコード・ショップの店主瀬崎は、ある日友人から「妙な音が聞こえる」という一枚の中古レコードを預かる。 ただの気のせいだろう。初めはそう思っていた瀬崎だが、それがすべての始まりだった。 彼の唯一の相棒は、新しく店に入ったバイト女子の葛原。彼女の耳は、怪異の音を聞き分ける不思議な能力を持っていた――。 次々と店に持ち込まれる怪しいレコードたち。 これは、どこにでもあるようなレコードショップが音の怪異に蝕まれ、崩壊するまでの全記録。

腐った絵本

チャビューヘ
ホラー
幼少期に読んだ絵本が、心の中で腐っている。 トラウマに感染した物語が体を蝕む奇病「蔵書症」——その治療法はただ一つ、患者の内面世界に潜り、腐った物語を縫い直すこと。 だが、パステルカラーの絵本世界に待っているのは、笑顔で内臓を盛り付ける怪異と、逃げることしかできない絶望だった。 繕い手・糸守縁、31歳。他人の痛みに一切共感できない。だからこそ、トラウマに引きずり込まれずに物語を縫い直せる。 解き手・鉤谷棘、24歳。他人の痛みがすべて自分の体に来る。だからこそ、トラウマの核を一瞬で見抜ける。 共感しない女と、共感しすぎる男。正反対の二人が、壊れた物語を摘出する——グロゴアホラー×バディ探索×心理ドラマ。 「治してどうするの?」 腐った世界の片隅で、黒い影が嗤っている。 「最初から壊れた物語を与えれば、壊れたまま生きていける」 治す者は、自分自身を治せるのか。