王太子妃教育 小説一覧
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件
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平凡な田舎娘のジェラルディンは、ある日、王太子ルドルフに見初められ、妃に望まれる。
だが、王宮に連れて行かれたジェラルディンは貴族たちから冷遇され、王太子妃教育も厳しく、ルドルフにはすでに正式な婚約者パトリシアがいた。
ルドルフは周囲の反対を押しきってジェラルディンと結婚するものの、すぐに心変わりしてジェラルディンに「愛するつもりはない」と断言したうえ、捨てたはずのパトリシアを恋しがるようになる。
ルドルフの変心と母の死に絶望し、自ら死を選んだジェラルディンは、不思議な貴婦人の力により黄泉帰り――――復活の奇跡を果たし、美しくなってよみがえった。
王宮の貴族たちは一転、彼女を『奇跡の妃』ともてはやし、ルドルフも「やりなおしたい」と言い出すが――――
※体罰などの暴力表現があるため、R15に設定しています。
※前半は主人公がつらい目に遭うシーンが多いので、苦手な方はご注意ください。
文字数 18,027
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.12.05
2
とある下位の伯爵令嬢が、王太子殿下の婚約者の最有力候補になった。
その伯爵令嬢は伯爵家の中でも序列が低い家の出身だったが、非常に優秀な才女として有名だった。
高位貴族令嬢達の面目は潰され、恥を掻かされたと伯爵令嬢へ陰湿な嫌がらせを始めるのに然程さほど時間は掛からなかった。
伯爵令嬢は、それでも耐えた。そして、その令嬢の健気さに王太子殿下も絆され、彼女との距離が段々と縮まり――――やがて、彼女を特別扱いするようになって行った。
そんな中、本命となった伯爵令嬢が王太子の婚約者候補を降りると言い出した。
王太子殿下は、突然のことに狼狽。
誰よりも淑女らしく、人柄も申し分なく、諸外国の地理や言語に精通し、政治的なバランス感覚も持ち合わせ、家格以外は次期王妃として不足無し。そう称された伯爵令嬢へ、聞き取り調査をすることになったワケだが――――
愛していなければ、耐える必要は無いのですね!
どうしてもと王太子殿下のご命令が下されるのであれば、王城へ召し上がります。それでも宜しければ、王太子殿下の婚約者になって……死ねと、わたくしへ直接ご命令くださいませ。
設定はふわっと。
文字数 6,541
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.07
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