ほのぼのシリアス 小説一覧
3
件
1
青年が迷い混んだのは、遠い遠い彼方の世界。
途方に暮れた彼が出会ったのは、自らを『トウフ』という存在だと告げる“人ならざる少女”ハクシだった。
迷い込んで来た者は、そう長くは生きられぬ運命。
それでも受けた恩を返そうと走り抜けた彼。
今際の際の彼に、ハクシが与えた選択は、
人のままの死か、人としての死か。
彼は人としての死を、生を願う。
しかし、必要に駆られて結ばれた契約は本来意図したものとは異なってしまい。彼は彼女の全てを委ねられ、その世界で特別な役割を持つ『トウフ』であり、またその『ツガイ』でもある特異な存在へと転じてしまった。
女性の身体となり、背負ってしまった役割。多くの出逢い、喪失と後悔を経て、多くの苦難や哀悲を越え……彼女達はどのような道を辿るのだろう──?
◇◇◇
※この作品は【なろう】さん【カクヨム】さんにも同時投稿しております。©️2015 I'm who?
文字数 380,121
最終更新日 2025.09.16
登録日 2022.09.16
2
文字数 85,420
最終更新日 2019.10.10
登録日 2019.07.20
3
第1節
穏やかな木漏れ日の中風が通り抜ける時
彼らの胸騒ぎが起こり始める。
平成も終わり告げ新たな年号も20年は過ぎようとしていた頃、都会の大きな力に覆い尽くされ
もがき、這いつくばりながらも叫びを押し込みこれからやって来る新たな時代の風に吹き戻されてしまうとは、この時誰もが予想すらできなかった。
青い光に照らされた店先には、土曜の夜にはうってつけの人目を惹く巨大なオブジェが置かれておた。
織物を織る単調な機械音と共に真剣な眼差しで
織物と向き合ってる健一の姿がそこにあった。
全てを投げ出しその場所を見つけたどり着いたに彼は座っていた。
「その光る糸は何処から来た?」と店先で見ていた初老の客の視線の先に、健一の織る織物の中に混ざる1本の光る糸があった。
蒼く、鮮やかに輝きを放ち、天まで繋がっているかのように見えた。
悠久の古からの贈り物のようであった。
文字数 716
最終更新日 2018.11.22
登録日 2018.11.22
3
件