未練たらたら 小説一覧

3件
1

【完結】愛さない宣言した夫(仮)と今さらな幼馴染を捨てたら、なぜか逃げ道がなくなりました

結婚式を終えたその夜。 侯爵令嬢ヴァレンティナは、夫となったアルバートから初夜の直前に「君を愛することはない」と告げられる。 彼には愛する女性がいて、三年後には第二夫人として迎えたいという。 ――それ、今言います? しかも、ヴァレンティナも妻にしたいらしい。 そんな結婚はこちらからお断り。 ところが、長年恋人未満だった幼馴染の第四王子まで、 「諦めなければよかった」と言い始めた。 ……貴方も今さら何を言っているんです? 愛さない夫(仮)も、今さらな幼馴染も捨てて、今度こそ自由に生きる――はずだった。 なのに、なぜか逃げ道がなくなっている。 「……何で?」 長い春に終止符をうち、違う人と政略結婚もどきをした、美貌と才知を誇る侯爵令嬢が、未練たらたらの夫(仮)と、執着心に塗れた幼馴染をぶった斬りながら、幸せになるお話し。
2

【完結】婚約者に忘れられていた私

「やっぱり帰ってきてた」  「そのようだね。あれが問題の彼女?アシュリーの方が綺麗なのにな」  私は夜会の会場で、間違うことなく自身の婚約者が、栗毛の令嬢を愛しそうな瞳で見つめながら腰を抱き寄せて、それはそれは親しそうに見つめ合ってダンスをする姿を視線の先にとらえていた。  エスコートを申し出てくれた令息は私の横に立って、そんな冗談を口にしながら二人に視線を向けていた。  ここはベイモント侯爵家の夜会の会場。  私はとある方から国境の騎士団に所属している婚約者が『もう二か月前に帰ってきてる』という話を聞いて、ちょっとは驚いたけど「やっぱりか」と思った。  あれだけ出し続けた手紙の返事がないんだもん。そう思っても仕方ないよでしょ?    まあ、帰ってきているのはいいけど、女も一緒?  誰?  あれ?  せめて婚約者の私に『もうすぐ戻れる』とか、『もう帰ってきた』の一言ぐらいあってもいいんじゃない?  もうあなたなんてポイよポイッ。  ※ゆる~い設定です。  ※ご都合主義です。そんなものかと思ってください。  ※視点が一話一話変わる場面もあります。
3

幸せを壊したのはあなた

裕福な婚約者に支配され、その幼馴染に嘲笑われる日々。リリアは家族のために、心を無にして従い続けてきた。 だが、不貞の濡れ衣を着せられ、すべてを奪われて街に捨てられる。 死を覚悟した彼女を救ったのは、不器用だが真っ直ぐな愛を注ぐ商人・アルベルト。 「俺の隣にいてほしい。一人の女性として」 自らの才能を開花させ、幸せを掴んだリリアの元に、自業自得で没落した元婚約者が這い寄る。 「お前がいなければ何もできないんだ!」 ……知っています。だからこそ、私は貴方を助けない。
3件