時は既に遅し 小説一覧

1件
1

初夜に大暴言を吐かれた伯爵夫人は、微笑みと共に我が道を行く ―旦那様、今更すり寄られても困りますわ―

「お前の噂を聞いたぞ。毎夜町に出て男を求め、毎回違う男と朝まで遊んでいるそうだな? その上糸目を付けず服や装飾品を買い漁り、多大な借金を背負っているとか……。そんな醜悪な女が俺の妻だとは非常に不愉快極まりない! 今後俺に話しかけるな! 俺に一切関与するな! 同じ空気を吸ってるだけでとんでもなく不快だ!」 【王命】で決められた婚姻をし、ハイド・ランジニカ伯爵とオリービア・フレイグラント子爵令嬢の初夜は、彼のその暴言で始まった。 そして、それに返したオリービアの一言は、 「あらあら、まぁ」 の六文字だった。  屋敷に住まわせている、ハイドの愛人と噂されるユーカリや、その取巻きの使用人達の嫌がらせもなんのその、オリービアは微笑みを絶やさず自分の道を突き進んでいく。 ユーカリだけを信じ心酔していたハイドだったが、オリービアが屋敷に来てから徐々に変化が表れ始めて……? ※作者独自の世界観満載です。 ※R8年10月 全体的に修正しました。 ヤベー奴な伯爵を緩和しました。(作者比)
1件