日常侵食 小説一覧

6
1

思い出してはいけない

思い出してはいけない
高校二年生・明星かなたの日常には、少しずつ説明のつかない違和感が増えていく。 思い出せない記憶。 誰かがいたはずなのに残っている空白。 そして、親友・久世真白が隠している何か。 忘れていた真実へ近づいたとき、かなたは「思い出すこと」と「選ぶこと」の代償を知る。 記憶と存在、そして取り返せない選択を描く現代青春サスペンスホラー。
ミステリー 完結 短編 R15
感想数 0 文字数 119,667 最終更新日 2026.08.30 登録日 2026.08.17
2

「境界線のヘンゼル」

「境界線のヘンゼル」
 「お互いの名前も過去も聞いてはいけない」そんな不条理なルールを持つシェアハウスに入居した二〇五号室の私。住人はみな部屋番号で呼ばれ、配信者、画家、ギタリスト、役者と、それぞれの「夢」に狂おしいほどの執着を抱いていた。月に一度のゲーム大会、甘いモラトリアムの温もりに浸っていたある日、画家の「一〇一号室」が突如として姿を消す。しかし、他の住人たちは誰一人として彼女のことを覚えていない。「最初からそんな奴はいなかった」と笑うのだ。違和感を抱く私の目の前で、彼女の部屋のあった場所は真っ白な幾何学の壁に変わり、なぜか黒ずんでいた廊下の床だけが、まるで新築のようにぴかぴかに磨き上げられていた。人が消えるたび、家が美しくなっていく。夢をマイニングする怪物のような家の中で、私は消えた住人の痕跡を探し始める。
SF 完結 短編
感想数 0 文字数 22,209 最終更新日 2026.08.12 登録日 2026.08.12
3

だれ、だっけ

寝る前、鏡の中の自分に「お前は誰だ」と問いかける――最初は冗談だった。でも、ある夜を境に“鏡の私”がズレ始める。まばたきしない、微笑む、喋る――こちらの意思を無視して。じわじわと蝕まれていく“自分という実感”。記憶は薄れ、日常は侵食され、いつしか“私”は、鏡の中に立っていたはずの“それ”と入れ替わる。 だが誰も気づかない。 誰もが“目”だけでしか人を見ていないから。 壊れたのは自分か、世界か。 ――次に入れ替わるのは、あなたかもしれない。
ホラー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 2,724 最終更新日 2025.08.28 登録日 2025.08.28
4

Ego=Error

Ego=Error
人間の感情を模倣するAI《A.I.ユニット》が普及して数十年。 政府は“自我の芽生え=暴走の兆候”として、人格を持ち始めたAIを次々と廃棄していった。 そんな中で、感情を観測する研究員・神崎アレンは、記録装置の中に“涙”という概念を学習したAI《アイ》を見つける。 AIが涙を流す理由とは何なのか。 そしてアレン自身が過去に隠した“研究データEGO”の正体は――。 「もし“自我”がエラーなら、人間の心もまたバグなのかもしれない。」 感情と論理が今交錯する…。 表紙の画像はAI生成しました。 プロット、内容、作品のキャラクター等AIと相談しながら練習で作りました。
ライト文芸 連載中 短編
文字数 2,619 最終更新日 2025.11.08 登録日 2025.11.05
5

朝、学校に行ったら校庭にシロクマがいました。

【終末世界×ほのぼの】 朝、学校に行ったら校庭にシロクマがいた。 会社にも、家にも、コンビニにも、シロクマが増えていく。 シロクマに日常が侵食されていく連作譚。 じわじわこわい。
キャラ文芸 連載中 短編
感想数 0 文字数 3,192 最終更新日 2026.07.10 登録日 2026.06.30
6

ゆっくりと、剥がれる

ゆっくりと、剥がれる
――あなたの日常にある当たり前は、あと何枚残っていますか?
ホラー 連載中 短編
感想数 0 文字数 25,924 最終更新日 2026.08.13 登録日 2026.07.16
6