十年越しの恋 小説一覧

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最後のキスを忘れられないまま、あなたの娘に出会いました 〜十年越しの恋と、母を失った女の子のホットミルク〜

最後のキスを忘れられないまま、あなたの娘に出会いました 〜十年越しの恋と、母を失った女の子のホットミルク〜
十年前、私は彼に「行かないで」と言えなかった。 最後のキスは、苦くて、冷たくて、どうしようもなく優しかった。 それきり会えなくなった元恋人・神崎悠真が、ある日、私のカフェに娘を連れて現れる。 七歳の女の子・莉子は、ホットミルクを飲んだあと、私を見つめて言った。 「この人が、ママが言ってた美緒さん?」 悠真には、妻がいた。 そしてその妻は、もうこの世にいない。 忘れられなかった恋。 亡くなった妻が残した手紙。 母を失い、声を出して笑えなくなった女の子。 私は、莉子の母親にはなれない。 奥さんの代わりにもなれない。 それでも―― この子が泣いてもいい場所にだけは、なりたいと思った。 十年越しの恋と、家族になりきれない三人が、ホットミルクの湯気の向こうで少しずつ心をほどいていく、切なくて優しい再会ラブストーリー。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 23,414 最終更新日 2026.06.09 登録日 2026.06.03
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四月四日、午後三時の約束

四月四日、午後三時の約束
十年前、好きだと言えないまま別れた。 中学三年の春。 雅治は、転校生のさくらと出会った。 放課後の公園で言葉を交わし、少しずつ近づいていく二人。 けれど、想いを伝える前に、さくらは突然この街を去ってしまう。 別れの日、彼女が告げたのは―― 「十年後の四月四日、午後三時。この桜の下で会おう」 子どもの口約束。 そう笑い飛ばすには、あまりにもまっすぐな言葉だった。 そして十年後。 大人になった雅治は、約束の桜の下へ向かう。 午後三時。 彼女は来ない。 それでも待ち続けた雅治の前に、春の風が吹く。 十年越しの初恋は、もう一度咲くのか。 桜の下で止まっていた時間が動き出す、再会恋愛短編。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 24,306 最終更新日 2026.06.19 登録日 2026.06.15
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