関東大震災 小説一覧

icon

小説検索AIアシスタントβ

アルファポリスに投稿されている小説を紹介します。
がんばって探しますので話しかけてください!

小説検索AIアシスタントβとは
5
1
歴史・時代 連載中 長編
後の大戦で無敵のパイロットになる市(いち)。 彼は幼いときに両親を惨殺される過去を背負っていた。 * * *    市は事件の直後から満洲にわたり、伯父の庇護のもとで成長するとともに、満洲事変という動乱の中でパイロットへの道を歩む。 一方、幼なじみの涼子(りょうこ)は五歳の彼と”婚約”するが、彼が満洲に旅立ったことで生き別れになってしまう。そしてさらに関東大震災に直面し大切な家族を失う。 この物語では、市が天才パイロットに成長する過程と、行き別れた二人の”婚約者”が再会するまでを描く。 本格歴史小説。AI非使用 (約19万字で完結。アルファポリス版が最新版です) *この作品は史実をベースにしたフィクションです。主人公やそれに関わる人々・できごとは全てフィクションです。 *書影画像は『飛行機と自動車』金井直三1928.11(再版:1931.5). 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1873766 (著作権保護期間満了)から引用させていただきました。
24h.ポイント 221pt
小説 5,701 位 / 212,192件 歴史・時代 31 位 / 2,865件
文字数 47,849 最終更新日 2025.12.05 登録日 2025.11.13
2
恋愛 連載中 長編
夕立に追われた放課後、仲町商店街の古いトンネルで、和毅(ともき)はひとりの少女に出会う。 濡れた手で自転車のブレーキを直そうとしていた白鳥怜子(れいこ)。古風なセーラー服、指先から滑り落ちた小さな手鏡。受け止めた鏡面の像は、雨粒に揺らいで半拍だけ遅れる――その“遅れ”が、世界の蝶番(ちょうつがい)だとはまだ知らない。 二人が肩を並べてトンネルを抜けると、蛍光灯はガス灯に、アスファルトは板戸と砂利に変わる。 時間旅行ではない。同じ“いま”が、位相を違えて二枚重なっている。 駄菓子屋の飴の粘り、紙風船の乾いた音、山車太鼓の基音。和毅の指に残った感覚だけが、二つの現実を行き来する道しるべになる。 手鏡を合図に通う逢瀬は、約束ではなく座標合わせだ。 飴を割り、せんべいを分け、縁台に並ぶ。鏡の中の列は逆向きに流れ、像は半拍遅れて重なる。怜子は医師になりたいと語り、和毅は未来の常識――“血液型”という言葉を喉で止める。真実は嘘よりも簡単に世界を壊すからだ。 やがて新聞の縮刷版が告げる残酷な“別の確定”に、和毅は凍りつく。 《白鳥怜子、八月二十七日 路面電車事故で死亡》。 昨日まで笑っていた彼女が、こちら側ではすでにいない。 理工の友人・和也は言う。「過去じゃない。位相の違う“いま”が重なってるだけだ。 片方で選べば、もう片方が歪む」。救えば壊すかもしれない――それでも、和毅は怜子を選ぶ。 令和の免許証という硬い証拠、避難の動線、風下を避ける判断。 怜子は「祖母を置いていけない」と揺れ、和毅は「二人とも助ける」と言い切る。 九月一日、十一時五十八分。 大地が唸り、提灯が鳴り、街の配置は次々と正しさを失う。 境界は閉じる。だが残響は残る。 割れた手鏡の欠片に、焼け跡の少女が映る。 「生きることが、あなたへの返事」――声は届かないのに、意味だけが胸に届く。 百年を越えて和毅の講義室に辿り着くのは、一冊の帳面。 〈血液、混交し凝固す――異なる性あり。適合せざれば危うし〉 震える筆で綴られた観察は、未来の常識を予告する人間の眼差しそのものだった。 世界は一枚の鏡ではない。 だが、誰かを想うという行為は、位相を越える唯一の手段になりうる。 「時を超えて」ではなく、「いまどう生きるか」が、二つの現実を“同時に”現実にする。 雨の仲町商店街、ガス灯の淡い炎、太鼓の基音。 手鏡一枚ぶんのズレを抱えた二人が、祈りではなく選択でつないだ記録。 これは、未来に届いた大正の手記であり、過去から照らされた令和の証言であり、約束が約束に
24h.ポイント 0pt
小説 212,192 位 / 212,192件 恋愛 61,552 位 / 61,552件
文字数 25,692 最終更新日 2025.11.10 登録日 2025.10.19
3
歴史・時代 完結 ショートショート
関東大震災から百一年。 無辜の朝鮮人・中国人ら数千人を殺したあの日を「なかったこと」になんか、させるものか。
24h.ポイント 0pt
小説 212,192 位 / 212,192件 歴史・時代 2,865 位 / 2,865件
文字数 966 最終更新日 2024.08.30 登録日 2024.08.30
4
エッセイ・ノンフィクション 完結 ショートショート
天変地異だけじゃなく人災も怖いという話
24h.ポイント 0pt
小説 212,192 位 / 212,192件 エッセイ・ノンフィクション 8,425 位 / 8,425件
文字数 466 最終更新日 2023.09.01 登録日 2023.09.01
5
キャラ文芸 連載中 長編
動物と会話ができる青年、羽佐間剛(はざまごう)は、静岡から東京にやってきた。剛には不思議な能力があり、動物に名を着けると人と同じように会話ができるようになる。東京へ向かう列車の中、小田原から乗ってきた美しき尼僧に出逢う。自らを猫目尼僧と名乗るその僧侶は、”祓いごと”を生業としている破戒僧であることを、まだ剛は知らないのであった。
24h.ポイント 0pt
小説 212,192 位 / 212,192件 キャラ文芸 5,185 位 / 5,185件
文字数 60,553 最終更新日 2020.01.07 登録日 2018.11.26
5