SF サスペンス小説一覧
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近未来。世界は新たな局面を迎えていた。生まれてくる子供に遺伝子操作を行うことが認められ始め、生まれながらにして親がオーダーするギフトを受け取った子供たちは、人類の新たなステージ、その扉を開くヒトとしてゲーターズ(GATERS=GiftedAndTalented-ers)と呼ばれた。ゲーターズの登場は世界を大きく変化させ、希望ある未来へ導く存在とされた。
希望の光を見出した世界の裏側で、存在情報もなく人間として扱われず組織の末端で働く黒犬と呼ばれ蔑まれていたジムは、ある日、情報部の大佐に猟犬として拾われ、そこで極秘裏に開発されたアズ(AZ)を用いる実験部隊となった。AZとは肉体を人間で構築し、その脳に共生AIであるサイ(SAI)を搭載した機械生物兵器、人工の子供たちだった。ジムは配備された双子のAZとともに、オーダーに従い表裏の世界を行き来する。
光の中の闇の王、食えない機械の大佐、変質的な猫、消えた子供、幽霊の尋ね人。
AIが管理する都市、緑溢れる都市に生まれ変わった東京、2.5次元バンド、雪原の氷花、彷徨う音楽、双子の声と秘密。
曖昧な世界の境界の淵から光の世界を裏から眺めるジムたちは何を見て何を聴き何を求めるのか。
文字数 255,891
最終更新日 2023.12.20
登録日 2021.08.16
技術革新で何度も死ぬことが出来るようになった世界。死は遊び(死戯)として捉えられ、人々は様々な手段で死を楽しみ始めた。飛び降り、爆発、服毒に加え、自分をミイラにすることに喜びを見出す人々もいる。死ぬことは楽しい!もっともっと、あんな死に方、こんな死に方を試したい!
文字数 8,942
最終更新日 2023.02.25
登録日 2023.02.25
地球が滅亡を迎えた現在、人類が移住可能な惑星アナスタシアに向かう宇宙船地球号でコールドスリープから目覚めたばかりの上杉圭介は職場の同僚たちと共に、船内の無重力空間を漂う宇宙服を着た男の死体を発見した。誰もがその場で固まる中、男の死体が作業場に入ってくる。そして、その瞬間から圭介たちの壮絶な未来への戦いが始まる。
圭介たちは船内における安住の地を求め、洋館、擬似活火山、地下労働施設などを渡って行く。そこで様々な人々と絡み合い宇宙船地球号の謎が少しずつ解き明かされていく――ノンストップSFパニックホラーミステリー長編
登場人物
上杉圭介(ウエスギ・ケイスケ):日本支部IT部署。中肉中背。
渋沢絵麻(シブサワ・エマ):圭介の同僚、茶髪のワンレングス、オッドアイ。身長165、体重48。
竜宮城美雪(リュウグウジ・ミユキ:圭介の同僚。ポニーテール、胸が大きい。身長155、体重48。
漆原洋平(ウルシバラ・ヨウヘイ):圭介の同僚。身長195と背が高く顔は良い。
八神(ヤガミ):日本支部警備隊所属。銀髪。左利き。ぶっきらぼう。身長178。
早野耕太(ハヤノ・コウタ):芽衣と一年前に出会い、そこから行動を共にしている。
如月芽衣(キサラギ・メイ):十二歳。年齢の割に身長が低い。二年前から同種の襲撃をやり過ごし生き延びている。早野をお兄ちゃんと呼び慕っている。初期はワンピース。今は背後にゴリラのプリントがある迷彩服を着ている。
右京芹香(ウキョウ・セリカ):東北ユーラシア支部にある大学の教授。金髪、ロシア人と日本人のハーフ。八神と何かしらの関係がある。
田中麗(タナカ・ウララ):東北ユーラシア支部警備隊所属。コードネームはレヴィ・ジェット・リー。八神、芹香と何かしらの関係がある。
柳生十兵衛姫神楽(ヤギュウ・ジュウベエ・ヒメノカグラ):着物を着た少女。芽衣と同じくらいの年齢と思われる。
宍戸刑馬(シシド・ケイマ):姫の従者。身長が高い。
又佐(マタザ):姫の従者。村一番の鍛冶屋。
空蝉(カラセミ):?
映蝉(ウツセミ):?
用語
宇宙船地球号: 全人類、全動植物が搭乗するその体長、船内の全容など様々な事柄が秘密のベールに包まれている。
宇宙船地球号2021ネット小説用編集バージョン
文字数 218,640
最終更新日 2022.12.17
登録日 2022.11.01
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