ファンタジー 天才主人公/努力型主人公 小説一覧
2
件
1
十五歳の誕生日の日。
酷い癇癪持ちで使用人たちから恐れられるジゼル・カーネリアは思い出した。
自分が前世で 小児科医だったことを。
前世の名は 相沢直(あいざわ なお)
大学病院で研究に没頭し、希少小児疾患の治療法を発見するも、
過労の果てに 急性くも膜下出血で死亡。
そして気が付けば――
横領、裏金、闇商売、さまざまな犯罪に手を染める
帝国屈指の悪辣貴族の息子に転生していた。
だがジゼルはそんなこと気にしない
なぜなら
健康な疲れ知らずの若い身体! 実家の潤沢な資金!
誰にも期待されていない自由な立場!
つまり――研究し放題!!!
こうしてジゼルは引きこもり、医学研究に没頭する生活を始める。
ところがある日。
帝国の第一皇子カイルに目を付けられ――
気が付けば婚約者にされていた!?
そこから始まるのは
貴族社会の陰謀、皇位争い、帝国の歪んだ医療制度……
ジゼルは前世の医学知識と魔法理論を組み合わせ、
誰でも使える治癒魔法、そして帝国初の医療制度を作り出していく。
皇子の溺愛と、貴族の陰謀に巻き込まれながら――
ジゼルは、帝国の医療を変える存在となる。
キャラクター紹介
■ ジゼル・カーネリア
悪名高いカーネリア公爵家の次男。
十五歳の誕生日に前世の記憶を思い出す。
前世は日本の小児科医・医学博士。
希少小児疾患の治療法を発見した研究者。
愛想はないが合理主義。
研究と医学には異常な執着を持つ。
帝国の医療制度を見て
「これは全部作り直す必要がある」
と決意する。
見た目は絶世の美少年だが
性格はかなりドライ。
■ カイラス・エルディオン・アルヴェイン
アストラ帝国 第一皇子。
冷静沈着な優等生タイプで
民衆人気も高い完璧な皇子。
ジゼルの医学知識に興味を持ち
帝国医療改革の後ろ盾となるが……?
■ ルシアン・カーネリア
ジゼルの兄。
カーネリア家の後継者。
表では優雅な貴族だが
裏では帝国の闇社会を統制する男。
違法ギルドや犯罪組織を管理し
帝国の裏側を支配している。
冷酷で残忍なサイコパスだが
突然研究に没頭し始めた弟に
強い興味を抱くようになる。
文字数 7,061
最終更新日 2026.03.16
登録日 2026.03.15
2
世界三大名家の一つ・不死の家門アンブロシア家。
その八男として生を受けたリオン・アンブロシア。
卓越した剣才。膨大な魔力。強靭な肉体。
それらを兼ね備えたリオンはアンブロシア家の麒麟児として脚光を浴びていた。
しかし、八歳の誕生日。リオンはアンブロシア家を最強たらしめる儀式――不死鳥契約に失敗する。
その日を境に、リオンは全てを失った。
『どうすりゃあんな簡単な儀式で失敗なんかできんだよ、ゴミ屑が』
『全く、汚らわしいわ。鳳凰の一族に鴉が紛れ込んでいたなんて』
『次俺の視界に入れば殺す。去ね』
兄弟からは蔑まれ、家族も従者も失い、ついには路頭を彷徨った。
終末を迎えた世界で、リオンは悔恨と無力を噛みしめながら惨めな最後を遂げる。
――そのはずだった。
『フム、若き雛鳥にしてはよくやった部類だろう』
最後の最後にもう一度、不死鳥との契約に挑んだリオンの前に現れたのは『運命の不死鳥ジファ』だった。
『しかと覚えよ。これはまだ、運命のさざ波にすぎぬのだと』
運命の不死鳥の力により、リオンは再びアンブロシアで目覚める。
『あのクソったれな未来を変える。そのために私は――アンブロシア家の当主になる』
これは、世界でただ一人運命の波に飲まれることができず、もがき足搔く少年の物語。
これは、無能だと追放され、それでももう一度頂点を目指す少年の物語。
文字数 75,637
最終更新日 2024.06.02
登録日 2024.05.10
2
件