恋愛 胃袋を掴む 小説一覧
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王太子から理不尽な婚約破棄を突きつけられた伯爵令嬢ルティア。聖女であるライバルの策略で「悪女」の烙印を押され、すべてを奪われた彼女が追放された先は荒れ果てた「廃墟の街」。人生のどん底――かと思いきや、ルティアは不敵に微笑んだ。
「問題が山積み? つまり、改善の余地(チャンス)しかありませんわ!」
彼女には前世で凄腕【経営コンサルタント】だった知識が眠っていた。
瓦礫を資材に変えてインフラ整備、ゴロツキたちを警備隊として雇用、嫌われ者のキノコや雑草(?)を名物料理「キノコスープ」や「うどん」に変えて大ヒット!
彼女の手腕によって、死んだ街は瞬く間に大陸随一の活気あふれる自由交易都市へと変貌を遂げる!
その姿に、当初彼女を蔑んでいた冷酷伯爵シオンの心も次第に溶かされていき…。
一方、ルティアを追放した王国は経済が破綻し、崩壊寸前。焦った元婚約者の王太子がやってくるが、幸せな市民と最愛の伯爵に守られた彼女にもう死角なんてない――――。
知恵と才覚で運命を切り拓く、痛快逆転サクセス&シンデレラストーリー、ここに開幕!
文字数 22,997
最終更新日 2025.12.14
登録日 2025.12.11
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「ママ!」
「私はお前のママじゃないぞ」
結婚やお付き合いと言った女としての幸せなんか飛び越えて、接吻やお手て繋いでキャッキャうふふも無経験の処女なのに──気付けば『ママ』ってどういうことですか!?
合体も出産もしてないし、自分の腹すら痛めてないぞコラ!!
赤の他人だったのに、たまたま赤子に目をつけられたのが運の尽き。運悪く捕まったのを切っ掛けに子守りもお役目も押し付けられて、異世界に投げ出された。
これは巻き込まれた無関係の一般人が子育てしながらも、押し寄せてくる面倒事に首を突っ込まざる得ない状況に追い込まれていく物語である。
文字数 64,303
最終更新日 2020.08.06
登録日 2020.05.01
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