現代文学 承認欲求 小説一覧
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4件
1
SNSに堕ちた主婦たち
「いいね」が、私を変えてしまった――。
ごく普通の主婦たちが、何気なく始めたInstagram。
最初は、料理や旅行、ファッション、何気ない日常を投稿するだけだった。
けれど、写真に寄せられる「綺麗ですね」「素敵ですね」という言葉。
増えていくフォロワー。
鳴り続ける通知。
家庭では「妻」や「母」としてしか見られなくなっていた女性たちは、画面の向こうで初めて「一人の女」として認められたような高揚感を覚えていく。
そして、少しずつ境界線を越えていく。
「この人だけは大丈夫」
「私が主導権を握っている」
「ただ会うだけ」
「ただの友達」
「これくらいなら問題ない」
その小さな言い訳の積み重ねが、やがて不倫、搾取、脅迫、詐欺、借金、ストーカー被害、そして家族との決定的な別れへと繋がっていく。
自信と勘違い。
現実とSNS。
愛情と欲望。
自由と依存。
その境界線は、いつ、どこで消えてしまったのか。
本作は、Instagramをきっかけに、それぞれ異なる形で人生の歯車を狂わせていく10人の主婦たちを描いた、連作読み切り集。
あなたなら、「あと一歩」のところで踏みとどまれますか?
感想数 0
文字数 9,556
最終更新日 2026.09.11
登録日 2026.09.07
2
映えの代償
SNSで18万人のフォロワーを抱え、“インフルエンサー”として輝く榊原エミ。
だがその裏では、ホテルの備品を“未使用品”と偽り、密かに転売して生活費を稼いでいた。
完璧に隠し通してきたはずの裏稼業は、たった一枚のバスローブから静かに崩れ始める。
ICタグに仕込まれた“真実”と、ネット社会の無慈悲な特定の波。
画面の中で築き上げた「完璧な自分」が、音を立てて剥がれていく――。
承認欲求の果てに、彼女が手に入れたものとは。
感想数 0
文字数 4,934
最終更新日 2025.04.28
登録日 2025.04.28
3
『〇〇は青山を褒めない』
「給料泥棒」
三年半勤めた会社でそう呼ばれ、青山は仕事を辞めた。 悪口を言われることは辛くない。けれど、誰にも褒められないことには耐えられなかった。
趣味の洋画は、一方的に見るだけで青山を褒めてはくれない。 空っぽになりかけていたある日、彼は見知らぬ街でペットボトルを拾い、老女に感謝される。
「えらいねぇ」
その言葉が、青山のすべてを埋め尽くした。
翌日、青山は髭を剃り、スーツに袖を通す。 就職活動をするためではない。 ただ、ゴミを拾って褒められるために。
承認欲求に食いつくされた男を描く、現代の怪談。
感想数 0
文字数 2,038
最終更新日 2025.12.12
登録日 2025.12.12
4
【大人の残酷崩話】美醜の支配 δ
――美しいものだけが、愛されると思っていた――
美しくない。 賢くもない。 自分には何ひとつ価値がない。
そう思いながら生きてきた女は、ある日、ひとつの出会いをきっかけに、自分の中にこれまで知らなかった感情を見つける。
それは救いなのか。 それとも――
これは、ひとりの女が「自分」という檻の中でもがき続ける、大人の残酷崩話。
感想数 0
文字数 2,487
最終更新日 2026.08.11
登録日 2026.08.11
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