児童書・童話 バンパイア 小説一覧

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『完結』夜の姫君 シャノン

 日本と東欧の国が共に勧めている新しい政策により、日本にも、人間以外の異種族が少しずつ見かけるようになりましたが、種族間の事件や犯罪も起きるようになったのです。 日本の某所にある、山に囲まれた町『かぼちゃ町』に住むシャノンは、昼は女子高生、夜は人間と異種族のために戦うヒロインです。  シャノンの正体や、甘い誘いや『種族』としての本能に抗い、正しいことをする事の大切さなどを感じていただければ幸いです。(この作品はフィクションです。実際の人物や団体、事件などには一切、関係はありません。)
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child’s 〜チャイルズ〜

  世界が混沌に包まれ、そして貧困が平等に配布されるのにそう年月はかからなかった。   この日本も例外ではなくその波に飲み込まれ、かつては裕福であった暮らしはほんの一部の人々のものとなり、今では世の中に大多数の貧困者があふれている。   初期にはロボット労働力転換法などの画期的な法律が作られ人々の暮らしは保証されたかにも見えたが、それも国力があるうちのことだった。   国力が落ちてしまえばどんな福祉政策もそれを享受できうるパイは限られるということだ。   こんな世の中になって犯罪はどんどん低年齢化した。   スラムのような環境の子供がそういった犯罪に走るのは当然として、そうではないわりと裕福な家庭の子供であってもそれは例外ではなく。  そんな。  そんな荒廃した世の中だからこそ、だろう。人々が希望を見出したのがかつてオカルトと呼ばれまともに取り上げられることもなかった超常現象だったのは。  オカルトブームの再燃? いや、そんなカルチャーな話でもない。 天才狂科学者《マッドサイエンティスト》天城十蔵によって提唱された天穿理論《てんせんりろん》。 空間のブレーンに穴を穿つ事により、そこから未知の力《エネルギー》を取り出すことができるというその研究の末、それは起こった。 滲み出すように、世界に溢れたそれは。 人々の常識と価値観を180度反転させた。 魔が人の隙間にごく普通に存在する事になる、そんな日常に。
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