キャラ文芸 思い出 小説一覧
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5件
1
ひより食堂と小さな精霊たち
祖母から受け継いだ、小さな「ひより食堂」。
店を切り盛りするひよりの前に、ある日、料理の湯気から小さな精霊が姿を現した。
元気いっぱいのカツ葉と、穏やかなみそら。
料理を作ったり、ときには食堂を飛び出したり――。
ひよりと小さな精霊たちが過ごす、ちょっと不思議であたたかな日々を描く連作短編。
2
思い出百貨店
「いらっしゃいませ。あなたの思い出、見つけませんか?」
思い出したい事、幸せな思い出をを販売している。1日1名様限定。客が入ると閉めてしまう。店内の思い出は絶対に秘密にしなければならない。一度行ったら二度と来店できない。と噂の百貨店。
そんな思い出百貨店には、色々な人がやってきます。人生に迷ってしまった人、謝る勇気がない人、ある日突然のお別れを経験した人、未練があるひと、幸せになりたい人、何かを忘れてしまった人。
…おや、今日もお客さんがやって来ましたよ。
3
想い出写真館
<第32回岐阜県文芸祭佳作受賞作品>
そのさほど大きくない私鉄の駅を降りて駅前の商店街を歩くこと数分、そろそろ商店街も尽きようかという少し寂しい場所に、その写真館は建っている。正面入口の上には福野写真館という看板がかかり、看板の下には昔は誰でもお世話になったカラーフィルムのロゴが今も残っている。
入口の左右のウインドウに所狭しと飾られているのは、七五三や入学記念、成人式といった家族の記念写真。もう使われなくなったのか、二眼レフのカメラも置かれている。
どこにでもある写真館、いや、どこにでもあった写真館と言った方が正しいか。
デジタルカメラ、そしてスマートフォンの普及により、写真は誰でも、いつでも、いくらでも撮れる、誰にとってもごくごく身近なものとなった。一方、フィルムで写真を撮り、写真館に現像や引き延ばしを頼むことは、趣味的なものとしては残ってはいるが、当たり前のものではなくなっている。
人生の節目節目に写真館で記念写真を撮って、引き延ばした写真を自宅に飾るということは根強く残っているものの、写真館として厳しい時代となったことは否めない。
それでも、この福野写真館はひっそりではあるが、三十年以上変わらず営業を続けている。店主は白髪交じりの小柄な男性。常に穏やかな笑顔を浮かべており、その確かな撮影技術とともに、客の評判はよい。ただ、この写真館に客が来るのはそれだけ故ではない。
この写真館は客の間で密かにこう呼ばれている。「想い出写真館」と。
4
重ね塗りメモリー
灰色の日々を送る主人公ソウは、通っていた中学校が取り壊されると聞き、最後に一目見ようと訪れる。
しかし、ソウはそこで四年前に姿を消したはずの幼馴染と思わぬ再会を果たすことになり──?
5
forget-me-not メグと大輔 かわいいベイビー
『初恋ガチ勢』(下記フリースペースにリンクあり)のメグと大輔が結婚し、第一子をもうけたエピソード。
メグの母・千弦が語り部となっています。
見ている方が少し気恥ずかしくなるような、輝くように幸せな人たちの風景――みたいなのを目指して書きました。
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