徳川小説一覧
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滝川三九郎一積は、織田信長の重臣であった滝川一益の嫡孫である。しかし、父の代に没落し、今は浪人の身であった。彼は、柳生新陰流の達人であり、主を持たない自由を愛する武士である。
三九郎は今、亡き父の遺言により、信州上田へと来ていた。そして、この上田でも今、正に天下分け目の大戦の前であった。その時、三九郎は、一人の男装した娘をひょんな事から助けることとなる。そして、その娘こそ、戦国一の知将である真田安房守昌幸の娘であった。
上田平を展望する三九郎の細い瞳には何が映って見えるのだろうか?これは、戦国末期を駆け抜けた一人の歴史上あまり知られていない快男児の物語である。
文字数 140,005
最終更新日 2018.11.10
登録日 2018.11.10
酒井直次は遊び人の為、ろくでなしと謂われていた。
これは母からの言い付けでわざとしている。
弟の家次に殺されない為だ。
結果、後継者は家次で絞られていく。
直次は今日もロクデナシを演じる。
時は戦国。
そんな彼も歴史の渦に翻弄されていく。
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この物語は三河~遠江を中心とした戦国激戦の歴史が記されています。
酒井家に突然と現れて消えていく白狐の紋章を持った独立軍、徳川最強と言われる本多忠勝、武田信玄が率いる戦国最強の二十四将の山県昌景、秋山虎繁の戦いがなどが綴られています。
文字数 37,310
最終更新日 2022.12.10
登録日 2020.05.26
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