水乙女小説一覧

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恋愛 完結 短編
「余はカチュアとの婚約を破棄する」  王太子殿下に一方的に婚約を破棄されたのは、公爵家令嬢のカチュア・サライダだった。  彼女は前世の記憶を持って転生した、水乙女という、オアシス王国にはなくてはならない存在だった。  精霊に祈りを捧げ、水を湧かせてもらわないと、国が亡ぶのだ。  だが事情があって、カチュアは自分は水乙女であることを黙っていた。  ただ、愛する人や民の為に祈り続けていた。  カチュアとの婚約解消を言い放った王太子殿下は、自分に相応しい相手は水乙女しかいないと、一人の女性を側に侍らせるのだった。
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文字数 68,331 最終更新日 2019.11.15 登録日 2019.09.15
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