夫婦漫才 小説一覧
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1
付き合って三日で死んだ恋人が、どうしても処女を捨てたくて化けて出てきたんだが
〈お盆休み特別編・8/12〜16 毎日18:20更新〉
付き合ってたった三日で、恋人が死んだ。
——はずなのだが。
「和真! 俺まだ処女なんだけど!」
「そんな遺言あるかあああああ!!」
事故で死んだ恋人・颯太が、まさかの幽霊になって壁から生えてきた。しかも未練は、「俺と最後まで結ばれていないこと」。
抱きしめたいのにすり抜ける。ローションのボトルだって掴めない。それでも諦めきれない俺たちは、「どうすれば幽霊とえっちなことができるのか」を全力で試行錯誤し始めるのだが!?
「とりあえず脱いでみるか! エロパワーが高まれば実体化するかも!」
「エロパワーって何だよ!?」
怪談と漫才と純愛を詰め込んだ、お盆に送るBL短編。
——それでも俺たちは、最後にはきっと結ばれると信じてるんだが!?
2
主よ、人の望みの喜びよ 隻眼の美女の言行録
障害者が天使だなんて、誰が決めた?!
障害者は困難に立ち向かう勇者なのか?
常に守られるべき存在なのか?
隻眼の美女が、人生を語る。
[2024年9月1日脱稿]
【解説】
メインタイトルは、J.S.バッハの曲名より。
私は健常者ですが、障害者を天使のように扱うこと・可哀想だと決めつけることには、昔から疑問を感じていました。
そんな疑問への自分なりの答えを込めて、本作を書きました。
3
幼なじみ彼女と理想の間取りを考えたら、どう見ても新婚夫婦の家になった
交際歴三か月、夫婦歴十二年。
幼なじみカップルの黎と藤枝小春は、今回も友人たちから夫婦扱いされていた。
家庭科の授業で出された課題は、「二人暮らしを想定した理想の住まい」を二人一組で考えること。
当然のようにペアを組むことになった二人だったが――。
「冷蔵庫はこっち」
「だな」
「食品庫もほしい」
「……二人暮らしだぞ?」
互いの生活習慣を知り尽くしているせいで、間取りは異常なほど順調に決まっていく。
広めのキッチン。
二人分のダイニング。
黎の作業スペース。
そして――寝室、一部屋。
「これってつまり、黎と小春の新居じゃん」
違う。断じて違う。
これはただの家庭科の課題である。
……なのに。
最後の設問は、またしても妙に重かった。
『この家で、一番大切にしたい時間やことを書いてください』
夫婦漫才系幼なじみカップルが、今度はうっかり“二人で暮らす未来”まで設計してしまう学園ラブコメ、第2弾。
4
幼なじみ彼女との夫婦度診断、最後の一問だけ重すぎる
高校二年生の島田黎と藤枝小春は、付き合って三か月の幼なじみカップル。
昼休みに弁当のおかずを押しつけ合い、友人から「交際歴三か月、夫婦歴十二年」と評されるほど、二人のやり取りは今日も夫婦漫才そのものだった。
そんな二人が、友人の持ち込んだ『新婚さん向け! ふたりの夫婦度チェック』に挑戦することに。
好きな食べ物も、朝の習慣も、機嫌の直し方も難なく言い当て、診断結果は九十八点。
ところが、最後の一問が……?
甘くなりすぎた空気に耐えられない幼なじみカップルが、全力で夫婦漫才へ逃げ戻る、学園ラブコメ短編。
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