嗤う女 小説一覧

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小説検索AIアシスタントβ

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ホラー 連載中 短編
健康診断をきっかけに、夜の散歩を日課にした男。 いつもの遊歩道が工事で塞がれていた夜、彼は何気なく一本外れた脇道へ入る。 そこで、俯いたまま歩いてくる一人の女とすれ違った。 ただ、それだけのはずだった。 翌朝、時間を変えてもまた会う。 道を変えても、帰り道を外しても、また前から来る。 服は違う。場所も違う。なのに、あの女だと分かってしまう。 しかも女は、男しか知らないはずのことを、少しずつ口にし始める――。 見間違いか。偶然か。 それとも、自分だけが壊れ始めているのか。 逃げるように相談へ向かった先で、男はついに“客観的な証拠”を手に入れる。 だがそれは、安心ではなく、もっと逃げ場のない恐怖の始まりだった。 一度すれ違ったら、もう元の道には戻れない。 夜道が怖くなる、じわじわ侵食型の心理ホラー。
24h.ポイント 413pt
小説 3,359 位 / 220,288件 ホラー 37 位 / 8,192件
文字数 5,397 最終更新日 2026.04.10 登録日 2026.04.07
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ホラー 連載中 短編
単身赴任で東京に来て一か月。二月三日の夜、主人公は終バスに間に合うよう、終電一本前の電車に飛び乗る。発車間際、慌てて乗り込んできた女のせいでドアが閉まりきらず、遅れが生まれる。苛立ちと疲れの混じった舌打ち。たったそれだけの瞬間が、なぜか胸の奥に引っかかった。 帰宅後、マンションの掲示板には節分のチラシが貼られている。だが、当日なのに妙に薄汚れていて、何年も前からそこにあるように見える。気味の悪さを振り払い、鍵を掛けて眠ろうとするが、深夜2時12分を境に部屋の空気が変わる。 一度きりの無言電話。廊下の気配。玄関のノック。言葉にならない独り言が、息のように続く。確かめたいのに、確かめるほど近づいてくる。やがて、玄関脇の小さな換気窓――閉めたはずの小窓が、わずかに開いていることに気づく。 隙間の向こうには、顔ではなく“眼”だけがある。こちらを見ている。確実に、見ている。節分の豆、薄汚れた紙切れ、止まったような時刻。日常の小さな道具が、どれも役に立たないまま恐怖だけが積み上がっていく。 それでも主人公は、この夜をやり過ごせば終わると信じようとする。だが「2時12分」は、次の夜も、その次の夜も、同じ形で訪れる。覗く女が近づいているのか、それとも自分が何かを招き入れてしまったのか――その境目が、少しずつ壊れていく。
24h.ポイント 0pt
小説 220,288 位 / 220,288件 ホラー 8,192 位 / 8,192件
文字数 7,988 最終更新日 2026.03.19 登録日 2026.03.12
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ホラー 完結 ショートショート
通勤の近道にある古い踏切で、男は“手を振る女”を見かける。白いブラウスに紺のスカート、薄笑いのまま、ゆっくりとこちらへ手を振る女。だが妙なのは、女の視線が男ではなく、男の背中の向こうを見ていることだった。思わず振り返っても、そこには誰もいない。 翌日も、同じ時刻。女は少し近い場所に立ち、同じように手を振る。警報機が鳴るのに電車が来ない。踏切の点滅が頭の奥に残り、現実の音まで狂い始める。靴底にこびりつく“黄色い粉”。鳴っているはずのない警報機のリズム。逃げようとしても、なぜか足が踏切へ向かってしまう。 手を振っているのは、いったい誰に向けてなのか。踏切の向こう側に立つ女が、笑いを深めるたびに、男の日常は静かに狭く、確実に追い詰められていく。
24h.ポイント 0pt
小説 220,288 位 / 220,288件 ホラー 8,192 位 / 8,192件
文字数 2,795 最終更新日 2026.02.16 登録日 2026.02.16
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