法務 小説一覧
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「この契約結婚は終わりだ。愛人を正妻にする」——フェリクス公爵は離婚届を叩きつけた。
契約結婚の書面を起草したのはクラーラだ。三年前、持参金の代わりに「事業の全権」を譲渡する条項を第十七条に入れた。フェリクスは最後まで読まなかった。
「ご署名ありがとうございます。では第十七条に基づき、公爵領の鉱山経営権、港湾管理権、穀物取引権は本日をもって私に移転いたします」
前世で企業法務を十二年やった女が、異世界の貴族に「契約書は最後まで読め」を教える。
文字数 11,012
最終更新日 2026.04.16
登録日 2026.04.16
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来る日も来る日も訴訟対応、契約書のチェック、法務相談対応の毎日…でも、俺は事故で死んだはずやった。
目が覚めたら何やらファンタジーな世界で契約を司れと言われてホンマにしばきたい。
しばきたいけどやらなしゃーない。なんでやねん。
文字数 1,904
最終更新日 2020.05.10
登録日 2020.05.10
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