日常と非日常の境小説一覧

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恋愛 完結 短編 R18
どこのB級昼ドラマ化と思う位、或る主婦は追い詰められていた。夫が事業に失敗して、妻を借金のカタに裏業界の人に売ったのだ。妻は若くないのではした金だった。それでも大事に金を拾う夫の情けない姿を見て、妻は膝が崩れ落ちた。抵抗はしなかった。チンピラみたいな汚い金髪の男が、「あんたみたいなの腐りかけの果実だな。あと数年で女としての賞味期限は過ぎる。その時まで可愛がってやるぜ。」 陳腐な悪役の台詞だ。何故息子のような年下の男に嬲られなければならないのだろう。妻は確かに巨乳で年の割には肌に艶があり、なかなか魅力的だった。だが男運が悪すぎた。この男の母親に言ってやりたい。 もう少ししつけろと。でも何も言えない。無力な自分を妻は味わった。 妻の地獄が始まった。 妻は地獄の数年を過ごした後、女の賞味期限を過ぎた娼婦は処分される。 ニヤニヤと下劣な男たちに最後の壮絶な仕打ちを受けて、妻はバラバラ死体にされ、誰もいない北の海の崖から突き落とされた。 せめてもの情けに金髪の男は、花を死体に置いた。 僅かな壊れた玩具への情。 その後の死んだはずの主婦に想像を絶するおかしなおかしな運命が始まった。 主婦は海底で生き続けていた。これからどうなることやら・・ 
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文字数 76,850 最終更新日 2023.04.10 登録日 2023.02.25
水が買うようになり、香り入りの水が販売され、一時廃れた時期でもあった。水は水なりに水の臭いってするもの。 眩暈にも似る夏の脱水
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小説 184,451 位 / 184,451件 現代文学 7,860 位 / 7,860件
文字数 1,882 最終更新日 2020.07.09 登録日 2020.07.09
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