イケメン公爵 小説一覧
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件
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伯爵令嬢ルル・フィフィは、自己中な義妹マリンと継母ネーネに虐げられていた。
それでも、なんとか生きてこられたのは優しい婚約者ピーター男爵令息がいたからだ。
ある日、ルルの父親バロン伯爵が鉱山で亡くなってしまう。
残されたネーネはすぐにフィフィ家の跡取りをルルからマリンに変更する。
それを知ったピーターはルルと婚約破棄し、マリンと結婚した。
またネーネは「妹が姉の婚約者を略奪した」という噂がたたないように、ルルに使用人のサムと夫婦になるように命令する。
しかたなく白豚サムと異名をもつ男と一緒になったルルだが、いつのまにかサムの優しさにひかれてゆく。
サムには大きな秘密があった。
サムの本来の姿は最強の公爵様と皆が憧れる、アンソニーハイランドだったのだ。
フィフィ家には巨額脱税の疑惑がかけられていた。
そしてその真相を確かめるために、アンソニーは王家の影として邸に忍びこんでいたのだ。
二人は真相を暴くまでの約束で契約婚をする。
アンソニーの方も夫を演じるうちにルルにひかれていったが、本当の夫婦になるのは調査が終わってからだと心に決めていた。
何も知らないネーネやマリンは白豚サムをバカにしこき使っていたが、天下のアンソニーハイランド公爵がマリン
に思いをよせている事をハイランド家の使者から伝えられる。
もちろんこれは脱税調査を進める為の嘘だ。
が、ネーネはマリンをアンソニーに嫁がす為ピーターを殺害した。
一方ルルとアンソニーはフィフィ家の鉱山から採掘される金を、ネーネと謎の男が他国に横流ししている事をつきとめる。
真相を知ったルルは「ここまで継母が好き勝手できたのは自分が弱かったせいでもある」と後悔し、これからは無意味な我慢はやめて、自分ファーストで生きる決意をする。
心を強くもったルルはネーネを追い詰める証拠を探しに魔獣がすむという鉱山へむかった。
そして魔獣をたおすと、舞踏会へ向かう。
舞踏会で継母達の悪事を暴き、ルルはアンソニーと幸せな新生活を始める。
途中でタイトルの変更をいたしました。
旧タイトルでお気に入りに
いれていただいた方には、
感謝と謝罪をお伝え申し上げます。
文字数 100,725
最終更新日 2025.08.16
登録日 2025.08.15
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7/23EX 前日譚にあたる「EX」を更新しました!
生後1014日目。突然自分の前世を思い出したわたしですが、どうやら異世界転生というのをしていたらしいです。
前世で地方公務員だったわたしは、29歳で「年齢=彼氏いない歴」のまま死んでしまいました。
前世を思い出したとはいえ生活環境がかわることもなく、わたしはそれまで通りファンタジー世界で底辺貴族のご令嬢として楽しく暮らしていましたが、生後2500日を過ぎた頃、未だ幼女なわたしに結婚話がまいこみまして……。
で、そのお相手が、20歳ほどの美形な公爵さまだというじゃないですか。
いくら美形でも、ロリコンは嫌です。それに公爵さまが底辺貴族の令嬢であるわたしに結婚を申し込むのも、なんだかあやしいですしね。
ですが、お話しだけでも……と思って会ってみた公爵さまはとても素敵な人で、前世でも今世でも男性なれしてないわたしは、会うたびに彼に惹かれてしまい……。
追加のEX 「スキル:直感」は、フレイクがココネに「結婚を申し込むきっかけ」になったエピソードです。
なぜココネに幼女には難しい言葉づかいで話しかけているのかも、なんとなくわかると思います。
終盤に、精神は大人ですが身体は幼女な主人公のR18シーンがあります。
ご注意ください。
※2024年1月から少し文章を修正しました。内容は変わっていません。
以前より読みやすくしてみました。
文字数 28,309
最終更新日 2022.07.23
登録日 2022.07.11
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