「手元」の検索結果
全体で195件見つかりました。
3
件
大学四年生の小野寺都希は、夢もなく、就職も決まらず、無為な日々を送っていた。
そんな中、高校時代の初恋の相手である三城日向が病気で亡くなったことを、元同級生の園田瀬里から知らされる。都希は友人の荻原颯太と三人で日向の家を訪れ、日向の母親から彼女の日記を譲り受ける。そこには、日向がやりたかったことや後悔が綴られていた。
「もう一度日向に会いたい」そう強く願ったとき、都希は高校三年生の始業式に戻っていた。手元に残っているのは日向の日記だけで、これが「二周目」だと気づく。都希は、今度こそ日向の願いを叶えようと決意し、ジャンボパフェを食べたり、オオサンショウオのぬいぐるみを買ったり、参加できなかった学園祭や、花火を見るなど、彼女のやりたかったことを一つずつ実行する。
文字数 100,048
最終更新日 2026.05.06
登録日 2026.04.10
何も持っていなかった。
夢も、目標も、目的も、志も。
柳沢望はそれで良いと思っていた。
人生は楽しむもの。
それは、何も持っていなくても、充分に得られるものだと思っていたし、事実楽しく生きてこられていた。
でも、熱中するものに出会ってしまった。
サンバで使う打楽器。
スルド。
重く低い音を打ち鳴らすその楽器が、望の日々に新たな彩りを与えた。
望は、かつて無かった、今は手元にある、やりたいことと、なんとなく見つけたなりたい自分。
それは、望みが持った初めての夢。
まだまだ小さな夢だけど、望はスルドと一緒に、その夢に向かってゆっくり歩き始めた。
文字数 322,712
最終更新日 2026.01.07
登録日 2024.11.23
道徳ねぇ。それを言うなら……まず息子に教えればよかったのに。
専業主婦から離婚を経てワーキングマザーとなった涼江の帰宅を置き配の段ボール箱が迎える。送り主は元姑。中には、過去に囚われ続ける人たちからの道徳を説く『贈り物』――涼江は子どもたちとそれを「イヤゲモノ」と呼ぶ。
届いたものは仕方ない。けれど手元に残すのは、受け手が本当にいいと思ったものだけでいい。新しい街で、子どもたちは少しずつ自分の世界を選び始める。学童で出会った若き研究者、教えること、教わること。そして、母と子と――もうひとり。
かつて『妻』だった女が『母』として、息子と娘とともに、幸せな未来を選び取っていく物語。
------
作中の技術的なことはゆるふわファンタジー。
作り話です。
他サイトにも投稿します。
以前投稿した小説を改題・改稿して投稿しています。
文字数 4,689
最終更新日 2026.05.11
登録日 2025.06.28
3
件
