「きみたち」の検索結果
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件
文字数 67,475
最終更新日 2022.11.29
登録日 2022.11.04
九月下旬のある日。高校一年生の朝永朋靖(ともなが ともやす)は大学生の姉、朋恵(ともえ)から自作マンガを読んで欲しいと頼まれ迷惑していた。そんな時入り込んで来た母は、朋恵の自作マンガにダメ出しをし、自分が中学生の頃の絵の方が上手かったと自慢する。朋恵は冗談だと思っていたが、母は自分が中学の頃に使っていたノートを何冊か見せ、本当だったことを証明した。朋恵はそのノートの何冊か持って自分のお部屋へ。朋靖もある一冊のノートに描かれた少女のイラストを眺めていたら突然、その少女が飛び出て来た。真由美と名乗った中学二年生の少女は昭和61年頃から目覚めたかのように2010年代の世の中のことを知らず、朋靖の部屋にあるテレビやゲーム機などに驚いていた。朋靖と朋恵は真由美がいることを両親にばれないよう気遣うことに。
登録日 2015.10.07
私立、マッスル高校。
理事長〝益田マスオ〟の、
『日本をクレイジーにしたい』
という理念のもと、
数年前に創立された学校である。
創立記念の記者会見の場で、
地元新聞の記者、
フクナガ氏は質問した。
「理事長、なぜ、マッスルなんですか?」と。
理事長、益田マスオは、黙殺したという。
「クレイジーにしたいとは、どういう意味ですか?」
フクナガ氏は、食い下がった。
理事長は、しばし悩んだのち、
こう言ったという。
「いい質問だ」と。
そして、
記者会見は終了した。
のちに、理事長、益田は語っている。
「〝ほめる〟という答えがあっても、いいのじゃないかね?」と。
ちなみに、そのインタビューをしたのも、
フクナガ氏であった。
フクナガ氏は思ったという。
「こいつは、クレイジーだぜ」と。
このエピソードは、
物語とは、何ら関係はない。
こういうと、
きみたちは質問したくなることだろう。
『じゃあ、なぜ書いたんですか?』と。
ワタシは答える。
『いい質問だ』と。
文字数 97
最終更新日 2022.07.09
登録日 2019.04.22
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