「マフラー プレゼント」の検索結果
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編み直された古いセーター……。古いしきたりと慣習の残る京都……。地方出身の優人と京都で育った織絵との出会いと付き合いの間には、着古したセーターがあった。
一枚のセーターは草野優人の生い立ちと、仲の良い家族のことを語り、やがて優人の弟賢人や、草野家の家族との付き合いへと進展していく……。
編み物を伝承するには、現在では誰でも同じように編むことができる編み図(パターンとも云う)があるが、草野優人の祖母も母も、編み図など無くても、セーターやマフラーを編んでくれていた。
優人も弟の賢人も妹の美与も祖父も父も、祖母や母が編んでくれた物を身に着けていた。
父のセーターが解きほぐされ、編みなおされて兄弟のセーターになる、子供たちは、それを喜んで愛用し続けていた……。
食品会社の研究室に勤務している草野優人は、工場見学に来た大学ゼミの学生たちの案内役を命じられた。工場見学に来た食物栄養学科の学生の中に副島織絵がいた。
織絵は卒業後、弁当惣菜関連の会社に就職した。機会があり優人に仕事上の相談を持ち掛けた。
織絵は相談を受けてくれたお礼に、優人にセーターをプレゼントしようとする。
自分でセーターを編めない織絵は、セーターを探し回り、最後に編み物専門のネットショップに巡り合う。
手芸店やネットショップのひと達の編み物に寄せる思いが、優人の亡くなった母の想いを織絵に教えた。(全てフィクションです。)(連載11回)
文字数 31,654
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.03.17
私ジゼルは、世界で一番の幸せ者です。なぜなら、この世で最も素敵な御方――バフェテンス公爵家の嫡男である、コルベット様の婚約者にさせていただいているのですから。
「どうだ、この景色は! こんな絶景、俺が連れて来てやらなければ絶対に目にはできなかったんだぞ。感謝しろよ」
「はぁ、なんなんだこの誕生日プレゼントは。手編みのマフラーなんて要らないんだよ。今度からはもっとマシなものにしろ、いいな?」
しかもコルベット様はいつもお優しくって、至らぬ点があればすぐに叱ってくださるんですよ。なので私は毎日、大きな幸福を感じていたのですが――
「残念ながら、その考えは大間違い。君は、自分は世界一の幸せ者だと思い込まされているんだよ」
ある日唐突に、私の認識は一変することになるのでした。
文字数 27,811
最終更新日 2022.05.11
登録日 2022.04.17
甘酸っぱい友情と恋心。
小さい子供の時から芽生えていた。
学生なれば男女の駆け引き。
男の子は見せ場があればカッコつけて、
バレンタインが近づけば優しくなったり、
時には告白してみたり。
女の子は好きな人に優しくしたり、
手作りのマフラーをプレゼントしたり、
時には片思いで涙を見せたり。
大人になれば人生の分岐点がたくさん。
テキトーに会社を決めて後悔したり、
仕事で失敗して上司に怒られヘコんだり、
時には酒を呑みまくってぶっ倒れてみたり。
けど、たった一人の愛する人が出来たら人生が変わったりする。
そんな色んな形の幸せ、夢、希望を描いたひとりひとりのストーリー。
文字数 5,420
最終更新日 2020.02.24
登録日 2020.02.21
あらすじ
クリスマスにすきな人にマフラーを
プレゼントしたい都だが編みかけのマフラーを無くしてしまい、
千鶴との友情にもヒビが、、白い雪が積もる頃
冬を舞台に繰り広げられる恋と友情の行方は?
文字数 3,435
最終更新日 2022.04.04
登録日 2022.04.04
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