「栄 居酒屋」の検索結果

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 26歳男、羽柴 浩輔(はしば こうすけ)は現在、崖っぷちに立たされていた。  3流大学を卒業後、なんとか入った職場は超絶ブラック。  実家から追い出され、安いボロアパートに住んでいる。  毎日毎日仕事し、たまの休みは安酒をかっくらってごろ寝する。  結婚もしておらず、まず恋人すらいない。  友人とも遊べず、ただただクソみたいな人生を消費するだけだった。  そんなある日、いつものように会社へ向かった彼は愕然する。  会社には、 「倒産しました」  という張り紙のみ。  計画倒産だった。  失業した彼を待ち受けていたのは、住んでいたボロアパートの火事。  1日にして、彼は職も家も、何もかも失ってしまう。  路頭に迷った彼は、 「もうどうでも良くなった」  と居酒屋で泥酔し、道端で嘔吐する。  滲む視界。  回らない頭。  その中で甦ったのは、小学校・中学校時代のかつての栄光。  当時、彼は「神童」だと周囲からもてはやされていたのだ。  ライバルとともに、勉強も運動も頑張っていたあのころ。  それに比べて、今は――。  ゴミだ。  もう、死んでしまおうか。  ゴミ処理場で、燃やしてもらおう。  異臭の放つゴミ捨て場に蹲った彼に近づく者が1人。 「……もしかして」  顔を上げる羽柴。 「お、お前……。竹中か?」  目の前に立っていたのは、かつてのライバル、竹中 美月(たけなか みつき)だった。 「羽柴君、家は? 仕事は?」 「……ない。全部なくなっちまったよ」  乾いた笑いを漏らす羽柴に、美月は言った。 「それなら、私の家に住まない?」
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小説 185,340 位 / 185,340件 キャラ文芸 4,359 位 / 4,359件
文字数 12,131 最終更新日 2023.03.30 登録日 2021.12.09
ほら、あれだ、異世界転生もの。 そうだよ、よくあるあれだ。 で、俺は貴族やるより、居酒屋やりたいんだよ! いいじゃん、居酒屋。サイコーだよね! 貴族のプライド? 知らん、そんなもの、 俺より一生懸命な弟が領地経営したほうが、領地も栄えて領民も喜ぶ! ・・・・たぶん。 と言う訳で、家出する。 そうしたら、美少女の聖女様を拾ってしまった。 えっ、違うって、聖女様に拾われたというか拉致られた。 この聖女様、見た目は女神、なのに・・・ ギフト:狂戦士《ベルセルク》って、どういう事? しかもギフトスキル:怒髪天って、どういう事? 俺の居酒屋は、ほのぼのでいいんだよ、仕事の疲れを取る場所のはずで・・・ 皆が楽しく過ごせればそれでいいんだ。 な・の・に、神様(自称)にも出会う(絡まれる)って、どういう事。 神様(自称)との出会いはオリジナルダンジョン。 そこは、他では見られないモンスターが多数生息し、罠も独特のものが多い。 ダンジョン制覇者の称号を狙うもの、一攫千金を夢見るもの、日々の糧を得る冒険者達、 人が集まり始める。 ダンジョンを制する者は国を制す!  とまで言われるこの世界。 そんなもの、やりたい人がやって下さい! でも、ダンジョンから取れる香辛料、貴重な食材、必要だよね? この世界の市場で売ってるものだけで何が作れるのかな? 一度はあきらめかけた料理が再現出来るんだよ、すごくない、 おいしいってもの食べると皆、笑顔になれるよ。 うぐぐぐぐ、その通りなんだけど、 うなづいてしまうのは、 なんか納得できない。なんかくやしい。 主人公の悩みは続きます。 基本ほのぼの、時々ざまぁ、ファンタジーとグルメをはさんで成り上がります。 小説家になろう、カクヨムでも投稿しております。
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小説 185,340 位 / 185,340件 ファンタジー 42,576 位 / 42,576件
文字数 182,528 最終更新日 2021.01.08 登録日 2020.11.22
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