「雷の音」の検索結果

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BL 連載中 短編
T地区とP地区はあるウイルス汚染により人間が人間でなくなってしまった。そのウイルスから逃げるようにして祖母と一緒に故郷のT地区を離れたツキヤ。ツキヤは立ち入り禁止地域となってしまったT地区にいつか祖母を帰してあげたいと考え、そのウイルスの抗体を見つけようとウイルスの研究をするようになる。しかし、祖母はその時を迎える事なく亡くなってしまう。それでもツキヤは研究を続けていた。そんなある日、久しぶりの休日に納車したばかりの新車に乗って自身の故郷であるT地区の隣町までドライブをしに出かけた。懐かしい森の中の風景に心躍らせていたツキヤ。しかし、ツキヤの車は道路に置かれていた小さな何かを轢いてしまいタイヤがパンクしてしまう。焦ったツキヤがスマホを取り出しロードサービスに電話をしようとするも電波は入らず、ひと気も全くない。ツキヤは仕方なく森の中にある道路沿いを歩いて民家まで向かおうとするが、いつの間にか森の中へと迷い込んでしまい、おまけに雨まで降り出してしまう。最悪な状況になってしまったツキヤが意気消沈していたその時、大きな雷の音が鳴り響き、咄嗟に身を縮こめたツキヤはぬかるんだ地面に足を取られ転んでしまい、頭を強打し意識を失ってしまう。ツキヤが次に目を覚ました時にはツキヤの目の前にはある男がいたのだが……
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文字数 22,825 最終更新日 2024.06.03 登録日 2024.04.02
BL 完結 短編 R18
気の迷いだと、思いたかった。 だけど誰も知らない姿を見つけてしまった時から、きっともう落ちてしまっていたんだろう。 そんな目で見るな。そんな声で呼ぶな。これ以上、俺を落とさないでくれと、無駄な願いは雷の音にかき消された。
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小説 30,312 位 / 185,399件 BL 7,399 位 / 24,056件
文字数 26,896 最終更新日 2024.05.23 登録日 2024.05.20
恋愛 連載中 長編
ある嵐の夜、雷の音が轟いた瞬間、私は前世の記憶を取り戻した。セツィーリア・ノワール4歳。それが今の私だ。 よく分からないが、夢での友人との会話のおかげでここがその友人がハマっていた乙女ゲームだということに気づいた。彼女が何度もセツィーリアという名前を口にしていたのを思い出したからだ。 と、まあここまでは百歩譲って良しとしよう。でも、問題はこれからだ。 その友人に毒されてというか、まあ地味に私もそういう知識があったからってのもあるんだけど……これってもしかしなくてもベタに私そのゲームの悪役令嬢ってのになってない?ベタな嫌がらせとかいじめとかをヒロインちゃんにして最終的に破滅する道しかない悪役令嬢に転生してない?私……マジかよ え、タイム!タイムください!!こういうのってフラグ知ってるプレイヤーがなるもんじゃないの?私プレイヤーじゃないんだけど、一回もこのゲームに手つけたことないんだけど!!どうしろと!!?そのまままっしぐらに死亡フラグに突っ込めと?嫌だよ!!アホか!生きるわ!! でも、どうすれば………あーーーーーー!!!!もうめんどくさい!!! 死亡フラグがなんぼのもんじゃい!!たとえ死ぬ運命だとしても私は最後の最後まで自由に生きてやる!!文句あるか神様!!
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文字数 260,699 最終更新日 2022.07.18 登録日 2019.11.20
恋愛 完結 短編 R15
|姫宮 芽衣《ひめみや めい》が小学三年生の頃に突然ひとつ上の兄ができた。彼は完璧な兄だった。 見た目が良く、勉強も優秀、何より芽衣の世話や家の事も全て完璧にこなす。 両親は忙しく寂しい中、いつも一緒にいてくれる兄。芽衣が彼を異性として恋心を抱くようになるには、さほど時間がかからなかった。 芽衣が中学二年のある台風の日の夜。あまりに強く膨れ上がった芽衣の想いはついに弾けた。 我慢できなくなり、さほど恐怖がない雷の音を口実に兄の部屋に入り込み、半ば強引に唇を重ねた。 ――芽衣は紅潮し、人生初めての最高の幸せを感じた。 しかしその瞬間に、父に見つかってしまう。結局兄は家を追い出され、遠く地で進学校へ入学を決めた。 兄がいない陰鬱な生活に、我慢できるはずもない芽衣は奮起する。 ……絶対にあきらめない!!!!
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小説 185,399 位 / 185,399件 恋愛 56,324 位 / 56,324件
文字数 8,220 最終更新日 2021.04.13 登録日 2021.04.13
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