第10回歴史・時代小説大賞小説一覧

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歴史・時代 連載中 長編 R15
武田信玄の命令によって、織田信長の妹であるお市の侍女として潜入した忍びの於小夜(おさよ)。 付き従う内にお市に心酔し、武田家を裏切る形となってしまう。 そんな彼女は人並みに恋をし、同じ武田の忍びである小十郎と夫婦になる。 二人を裏切り者と見做し、刺客が送られてくる。小十郎も柴田勝家の足軽頭となっており、刺客に怯えつつも何とか女児を出産し於奈津(おなつ)と命名する。 しかし頭領であり於小夜の叔父でもある新井庄助の命令で、於奈津は母親から引き離され忍びとしての英才教育を受けるために真田家へと送られてしまう。 悲嘆に暮れる於小夜だが、お市と共に悲運へと呑まれていく。 ※拙作「異郷の残菊」と繋がりがありますが、単独で読んでも問題がございません 【他サイト掲載:NOVEL DAYS】
24h.ポイント 391pt
小説 2,898 位 / 184,512件 歴史・時代 11 位 / 2,159件
文字数 24,663 最終更新日 2024.05.09 登録日 2024.04.15
老若男女が楽しめる【本物】の【時代小説】が、ここにある! 挿絵として、秋田書店月刊ミステリーボニータに『酒処 春來荘日乗』を連載中の【プロ漫画家】丸岡九蔵先生描き降ろしのイラスト及び 【早稲田大学漫画研究会】の現役学生精鋭による描き降ろしのイラストを掲載しております。 是非そちらもお楽しみください! 【あらすじ】 信州松代藩鬼無里《きなさ》村には、遥か古より鬼女が棲むという。 そして寛延のこの頃、鬼無里村にある山寺には、鬼の子として忌み嫌われる少年「鬼助」が暮らしていた。 自らの出自も知らぬ鬼助は、里の人々から睥睨の眼を向けられながらも、仲間の助けもあって強く生きている。 ある日鬼助は山の中で、とある怪異に遭遇する。 それは言い伝えにある鬼女なのか。 或いは─── その日を境に、鬼助の運命は、思わぬ方向へと向かっていく。 一方で、松代藩では政治が腐敗し財政は逼迫。 武士は汚職と裏金作りに執心し、領民の負担は増すばかりであった。 領民を苦しめる巨悪を倒すには…… 複雑に絡み合う伏線が、やがて一つになり、謎がすべて明かされる─── 史実を基に、鬼の棲む里を舞台にして描く、超本格王道ファンタジー感動巨編時代劇! あらゆるところに伏線が張られていますのでお見逃しなく。 ※AIによるイラストも掲載しています
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小説 2,464 位 / 184,512件 歴史・時代 9 位 / 2,159件
文字数 15,445 最終更新日 2024.05.09 登録日 2024.05.06
百人一首でも知られる平安時代中期の歌人、曾根好忠(そねのよしただ)を主人公に、和歌にまつわる謎を解くミステリ仕立ての歴史小説です。
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小説 3,564 位 / 184,512件 歴史・時代 21 位 / 2,159件
文字数 21,802 最終更新日 2024.05.09 登録日 2024.05.01
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歴史・時代 連載中 短編 R15
徳川家の御世も大を重ねること四代。ここ公許遊里である吉原遊廓では夜毎に男女の艶事が繰り広げられていた。 遊廓の秩序を守る自警団、四郎兵衛会所の首代たちは様々な身分に身をやつし遊女に危害が加えられていないかまた、彼女たちが不穏な動きを見せていないか警戒に当たっていた。 首代たちを束ねる西田家の娘である凛は、女の身でありながら首代として警護に当たっている。客からの暴力など遊女の身体を守るのが男の首代。女の首代は傷ついた遊女の心を癒やすのが仕事となっている。 とはいえ首代であるが故に、荒事にも女の身ではあるが立ち向かわねばならない。 吉原遊廓を舞台に、運命の悪戯に巻き込まれてしまった二人の女たちの姿を描く。 【他サイト掲載】NOVEL DAYS
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小説 4,048 位 / 184,512件 歴史・時代 25 位 / 2,159件
文字数 6,720 最終更新日 2024.05.09 登録日 2024.05.01
いんてぃかぱっく、それはインカ帝国式花札の事。 陸奥の一武将である二本松氏の娘で、女忍者でもある蔵姫がお供の牛頭のあやかしと海を渡ったインカ帝国で、征服者と「バトル」する物語。 ※短編で彼女を元にした前日譚を投稿中。
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小説 1,164 位 / 184,512件 歴史・時代 4 位 / 2,159件
文字数 33,077 最終更新日 2024.05.09 登録日 2024.04.27
別作、「鬼と天狗」の五番組の一員として出てくる笠間市之進。戊辰戦争の頃は糠沢組代官として活躍し、ある密命を帯びていたと笠間家には伝えられています。 ご子孫の方から伺った笠間家の伝承と、白沢村史収録の史伝を合わせながら、独立の短編にしてみました。
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小説 3,806 位 / 184,512件 歴史・時代 23 位 / 2,159件
文字数 24,686 最終更新日 2024.05.09 登録日 2024.05.01
かつての松山藩の藩都、そして今も愛媛県の県庁所在地である城下町・松山に、『たると』と呼ばれる菓子が伝わっている。これは、松山に英語教師として赴任してきた若き日の夏目漱石が、その『たると』の発祥の謎を追い求める物語である。
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小説 3,806 位 / 184,512件 歴史・時代 23 位 / 2,159件
文字数 8,915 最終更新日 2024.05.09 登録日 2024.05.05
島田宿本陣の孫息子、河廣は某大名の落胤。不幸に死んだ母を憐れに思い、父への思いが侍に対する反発になっていた。そんな中、川留めとなりとある藩が急遽、本陣に泊まることに。しかし、丁稚の少年が太刀を盗んだと騒ぎになる。河廣は太刀を探し回るが――。
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小説 5,647 位 / 184,512件 歴史・時代 48 位 / 2,159件
文字数 28,195 最終更新日 2024.05.09 登録日 2024.04.27
 幕末長州の山口湯田温泉に生まれ、山口の明倫館から萩の明倫館に移り、 学問と西洋陣術を学んだ青年がいた。  殿のお小姓を足がかりに、国の行く末をより良くしていきたいと願っていた。    そんな青年は後に井上馨となる志道聞多。  高杉晋作、桂小五郎達とともに、盟友伊藤俊輔、後の伊藤博文と、  幕末の動乱から、明治の新しい国造りに向けて走り続ける。
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小説 184,512 位 / 184,512件 歴史・時代 2,159 位 / 2,159件
文字数 173,312 最終更新日 2024.05.08 登録日 2023.09.26
天正3年(1575年)、足軽の鳥居 強右衛門 勝商(とりい すねえもん かつあき)は、三河国 長篠城の城主・奥平信昌の家臣で、日頃から他の家臣やその家族から「無駄飯喰らい」と笑われていた。強右衛門の息子にして嫡男の松千代は、そんな父親に大いに不満を持っていたが、強右衛門は全く意に介さない様子で、いつも笑顔を絶やさなかった。 同年5月、長篠城は武田勝頼が率いる1万5千もの大軍に攻囲された。城内の食料は底を尽き、奥平軍は絶体絶命の危機に。 その時、一人の足軽兵が起ち上がった。鳥居 強右衛門だった・・・・ 忠義を貫いた伝説の武将とその息子の感動の物語。
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小説 23,831 位 / 184,512件 歴史・時代 159 位 / 2,159件
文字数 3,511 最終更新日 2024.05.07 登録日 2024.05.03
蕎麦屋の仕事を失い、いつの間にか無一文になってしまったおいらは仕方なく飛脚の求人に応募することになった。 そして、物語は始まるのである、、、
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小説 15,660 位 / 184,512件 歴史・時代 110 位 / 2,159件
文字数 1,179 最終更新日 2024.05.06 登録日 2024.05.06
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歴史・時代 連載中 長編 R15
「この世に生まれて来るべきではない命などひとつもない」 「生まれて来ない方がよい人間などひとりもいない」 ーーまったくどこのどなたが、そんな戯言抜かしやがるんでございましょう? 恐らく斯様な方々は、おぎゃあと生まれて臍の緒切られたその日から、よっぽどお幸せに生きて来なすった、世間知らずの大馬鹿野郎とお見受け致します。 そんな輩は腹が立ちます殺意が湧きます、あぁこの物の言い様、ひねくれ者の私怨にて何卒御勘弁を。 けれど斯様な方々も、誰ぞに心身魂に、人の尊厳痛めつけられ、ようやく改心なされれば。 この世に神仏なしと御心改められしことあらば。 どうぞ我々【天誅殺師】が、御用命承ります次第。 はてさてそれは、 ーー死者の「うらみすだま」でござんしょか。 ーー生者の「すくいすだま」でござんしょか。 暁に祈る巫女様の、御顔に次にとまりしは、死霊の黒蝶か生霊の白蝶か。 さすれば丁半壺振って、賭けてみましょか【天誅殺師】ーー。 ⚠️本作は、前作の「天誅殺師 鴉ノ記」の続編、第2シリーズとなりますが、前作の元締め「曼陀羅院鴉」のキャラ設定を大幅に変更致しました。 名は「天狗浄眩黒羽(あめくじょうげんくろう)」に改名し、容姿、服装、性格等、変更点が多数ありますが、 「いいんだよ、細けぇこたぁ」 ーーの精神でお許し頂けると幸いです。 他のキャラと世界観は、前作とあらかた同じです。 この度、ペンネームも浅永マキから比嘉環(ひが・たまき)に変更致しましたので、改めましてよろしくお願い致します。
24h.ポイント 63pt
小説 12,092 位 / 184,512件 歴史・時代 82 位 / 2,159件
文字数 99,434 最終更新日 2024.05.06 登録日 2023.04.14
江戸の町に突如現れた新進気鋭の謎の絵師、東洲斎写楽。彼は蔦屋重三郎の支援を受けて浮世絵を描く。その正体は英国人だった。写楽が絵を描き続ける理由は? 何故、彼は日の本にやってきたのか。謎が謎を呼ぶ新感覚時代小説、東洲斎写楽の懊悩。どうかよろしくお願いします。
24h.ポイント 0pt
小説 184,512 位 / 184,512件 歴史・時代 2,159 位 / 2,159件
文字数 7,137 最終更新日 2024.05.05 登録日 2024.05.03
天保三年。 尾張藩江戸屋敷の奥女中を勤めていた辰は、嫁入り前にもかかわらず女人禁足の山・富士山への登頂を大望に抱く。 許婚の万次郎の口利きで富士講の大先達・小谷三志と面会した辰は、小谷翁の手引きで遂に富士山への登拝を決行する。しかし閉山から一ヶ月が経った富士山は、五合目から上が完全に真冬となっていた。 逆巻く暴風、身を切る寒気、そして高山病……試練を乗り越え、辰は無事に富士山頂へ辿りつくことができるのか?
24h.ポイント 106pt
小説 8,630 位 / 184,512件 歴史・時代 58 位 / 2,159件
文字数 18,382 最終更新日 2024.05.05 登録日 2024.05.01
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歴史・時代 連載中 長編 R15
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】  戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。  永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。  信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。  この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。 *ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
24h.ポイント 660pt
小説 1,728 位 / 184,512件 歴史・時代 5 位 / 2,159件
文字数 445,770 最終更新日 2024.05.04 登録日 2022.05.11
平家追討に大きな功績を挙げながら、兄頼朝の勘気を被り、伊豆修善寺へ流された源範頼。かつて兄が流人の身を過ごした伊豆の地で、範頼は兄との関係性に思いを巡らせる。偉大な頭領であり、畏怖すべき対象としての兄頼朝。おのれはなぜ兄に受け入れられなかったのか。なぜ自分は兄を受け入れることができないのか。偶然見かけた幼い兄弟の姿から、範頼はその理由に気付かされる。源氏の兄弟が辿った悲劇的な運命を「貌」という観点から掘り下げた短編小説。
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小説 184,512 位 / 184,512件 歴史・時代 2,159 位 / 2,159件
文字数 15,487 最終更新日 2024.05.03 登録日 2024.05.01
「頼房公朝鮮御渡海御供の人数七百九十三人也」『南藤蔓綿録』  文禄元(1592)年三月二十六日寅刻、相良宮内大輔頼房率いる軍兵は求麻を出陣した。四月八日肥前名護屋着陣。壱岐、対馬を経由し、四月下旬朝鮮国釜山に上陸した。軍勢は北行し、慶州、永川、陽智を攻落していく。五月末、京城(史料は漢城、王城とも記す。大韓民国の首都ソウル)を攻略。その後、開城占領。安城にて、加藤・鍋島・相良の軍勢は小西・黒田らの隊と分かれ、咸鏡道に向けて兵を進める。六月中旬咸鏡道安辺府に入る。清正は安辺を本陣とし、吉川、端川、利城、北青などの要所に家臣を分屯させる。清正はさらに兀良哈(オランカヒ)方面へと兵を進める。七月下旬清正、咸鏡道会寧で朝鮮国二王子を捕らえる。清正北行後、鍋島、相良の両軍は、それぞれ咸興と北青に滞陣し、後陣としての役割を果たしていた。
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小説 184,512 位 / 184,512件 歴史・時代 2,159 位 / 2,159件
文字数 32,961 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.05.01
昔々遥か昔。人がまだ神を信じ、神も人を信じていた頃の話。 幼くして独りで生きる、人外の美しい神の使いの白い狐と、心に傷を負った人間の男との恋──。その終わりは? 永遠に、一緒。死ぬときも、一緒……? *お試しです*5月中旬本書き始めます
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小説 184,512 位 / 184,512件 歴史・時代 2,159 位 / 2,159件
文字数 2,006 最終更新日 2024.04.22 登録日 2024.04.19
天正十年六月二日、本能寺にて織田信長、死す――。 明智光秀は、腹心の明智秀満の進言を受けて決起当初の腹案を変更し、ごく少勢による奇襲により信長の命を狙う策を敢行する。 その結果、本能寺の信長、そして妙覚寺の織田信忠は、抵抗の暇もなく首級を挙げられる。 両名の首級を四条河原にさらした光秀は、織田政権の崩壊を満天下に明らかとし、畿内にて急速に地歩を固めていく。 一方、近江国日野の所領にいた蒲生賦秀(のちの氏郷)は、信長の悲報を知るや、亡き信長の家族を伊勢国松ヶ島城の織田信雄の元に送り届けるべく安土城に迎えに走る。 だが、瀬田の唐橋を無傷で確保した明智秀満の軍勢が安土城に急速に迫ったため、女子供を連れての逃避行は不可能となる。 かくなる上は、戦うより他に道はなし。 信長の遺した安土城を舞台に、若き闘将・蒲生賦秀の活躍が始まる。
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小説 12,092 位 / 184,512件 歴史・時代 82 位 / 2,159件
文字数 113,853 最終更新日 2024.03.24 登録日 2024.02.24
永禄4(1561)年に上杉家と武田家が争った川中島の合戦。最も苛烈と呼ばれたこの第四次川中島合戦の裏で暗躍する、忍びたち。 彼らは歴史の表舞台には決して現れないが、彼らの暗躍がなければ歴史は大きく動かなかった。 上杉家の軍師である宇佐美駿河守定満に個人的に飼われることとなった菊池佐之介は、宇佐美定満を生涯の主君として仰ぎ、彼のために暗躍する。 武士たちの戦いの陰には、忍び同士の壮絶な戦いもあった。第四次川中島合戦から御館の乱を戦い抜いた、ひとりの忍びの物語。 【他サイト掲載】NOVEL DAYS
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小説 15,660 位 / 184,512件 歴史・時代 110 位 / 2,159件
文字数 75,431 最終更新日 2024.03.16 登録日 2024.02.21
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歴史・時代 連載中 長編 R15
時は日本の江戸時代初期  とある農村で主人公――風太はある理由で旅に出た父の帰りを待っていた。 しかし、その父とは思わぬ形で再会することとなった。 そして、風太は人でありながら妖力を得て・・・・・・     ※この物語はフィクションであり、実際の史実と異なる部分があります。 そして、実在の人物、団体、事件、その他いろいろとは一切関係ありません。
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小説 184,512 位 / 184,512件 歴史・時代 2,159 位 / 2,159件
文字数 31,625 最終更新日 2024.02.28 登録日 2023.05.27
一九四一年十二月八日。 日本海軍による真珠湾攻撃は成功裡に終わった。 さらなる戦果を求めて第二次攻撃を求める声に対し、南雲忠一司令は、歴史を覆す決断を下す。 「吉と出れば天啓、凶と出れば悪魔のささやき」と内心で呟きつつ……。
24h.ポイント 42pt
小説 15,660 位 / 184,512件 歴史・時代 110 位 / 2,159件
文字数 9,321 最終更新日 2024.02.04 登録日 2024.02.03
浅井賢政(のちの長政)の初陣となった野良田の合戦で先陣をつとめた磯野員昌。 その後の働きで浅井家きっての猛将としての地位を確固としていく員昌であるが、浅井家が一度は手を携えた織田信長と手切れとなり、前途には様々な困難が立ちはだかることとなる……。 姉川の合戦において、織田軍十三段構えの陣のうち実に十一段までを突破する「十一段崩し」で勇名を馳せた武将の一代記。
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小説 23,831 位 / 184,512件 歴史・時代 159 位 / 2,159件
文字数 154,755 最終更新日 2024.02.02 登録日 2024.01.01
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歴史・時代 連載中 短編 R15
病弱な王女ネフェルウラーは赤ん坊の時に6歳年上の異母兄トトメス3世と結婚させられた。実母ハトシェプストは、義息子トトメス3世と共同統治中のファラオとして君臨しているが、トトメス3世が成長してファラオとしての地位を確立する前に実娘ネフェルウラーに王子を産ませて退位させるつもりである。そうはさせまいとトトメス3世はネフェルウラーをお飾りの王妃にしようとする。でも無邪気なネフェルウラーは周囲の『アドバイス』を素直に聞いて『大好きなお兄様』に積極的にアタックしてくる。トトメス3世はそんな彼女にタジタジとなりながらも次第に絆されていく。そこに運命のいたずらのように、トトメス3世が側室を娶るように強制されたり、幼馴染がトトメス3世に横恋慕したり、様々な試練が2人に降りかかる。 この物語は、実在した古代エジプトの王、女王、王女を題材にした創作です。架空の人物・設定がかなり入っています。なるべく史実も入れた創作にしようと思っていますが、個人の感情や細かいやりとりなどは記録されていませんので、その辺も全て作者の創作です。詳しくは登場人物の項(ネタバレあり)をご覧ください。 古代エジプトでは王族の近親結婚が実際に行われており、この物語でも王族は近親結婚(異母きょうだい、おじ姪)が当たり前という設定になっています。なので登場人物達は近親結婚に何の抵抗感も疑問も持っていません。ただし、この話では同腹のきょうだい婚と親子婚は忌避されているという設定にしています。 挿絵が入るエピソードのタイトルには*を付けます。
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小説 184,512 位 / 184,512件 歴史・時代 2,159 位 / 2,159件
文字数 17,310 最終更新日 2023.11.13 登録日 2023.05.03
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歴史・時代 連載中 長編 R15
「この世に生まれてくるべきではなかった命など、ひとつもない」 ーーどこの誰が、そんな戯言抜かしやがった? 生きるに値しない人間は、ごまんといるさ。 人知れず、強者に蹂躙されて命を断ち、断たれた名もなき弱者達。しかし自身が犯した罪は己が身で償い、その魂には後悔と己の愚かさを刻み込まなければない。無惨に散った命が【うらみすだま】となり「暁に祈る巫女」と称される少女の夢に現れ、その怨念が彼女の白磁の如き白く透き通った顔に黒いカラスアゲハの蝶の紋様となって現れしとき、彼らは巫女の元に招集される。 夜のみ開く金色の双眸を持つ若き盲人の按摩「滅黯」(めつあん) 白き柔肌に刺青を背負う元夜鷹の莫連女にして、異様なまでの腕力を隠す鉄火伝法な美女「戀夏」(れんげ) 六尺の長身に大柄な体躯、信仰にも人にも裏切られ、すべてに絶望していながら、それでもまだ人を信じたいと心の奥底で願い続ける、隠れキリシタン浪人の「新谷」(あらや) 身の丈を遥かに越える五尺七寸の諸刃の大月鎌と、背中に仕込まれた、一対の翼形の連刃で斬り裂きの裁きを下す「暁に祈る巫女」の従者たる謎の男「鴉」(からす) それぞれに重く暗い過去を持ち、花のお江戸は八百八町に隠れ潜む陰惨な悪に、彼ら「天誅殺師」達が、動く。
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小説 184,512 位 / 184,512件 歴史・時代 2,159 位 / 2,159件
文字数 265,540 最終更新日 2022.12.20 登録日 2022.05.10
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