垣崎 奏

垣崎 奏

自分で自分のテンションを上げるための自家発電用小説を書いています。 ダーク系恋愛ものになることが多いです。
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恋愛 連載中 長編 R18
 稀な長い銀髪を持つ緑翠(りょくすい)は、花街のとある廓の楼主として有名だ。男女問わず希望する妖に教養を教え、芸者として育て、良き身請け先を探して嫁がせてやる。それが、天皇にも認められた緑翠の表稼業である。  表というからには裏もある。妖の世界に迷い込んだニンゲンを保護し、芸者の世話係として働かせることが、緑翠の裏稼業だ。ニンゲンは、この世界で簡単には生きていけない。基本的に、ニンゲンは格下、奴隷と見なされ、妖力に当てられ気絶してしまえば、その身体に鬱憤を吐き出され、処理される。  緑翠は、久々ニンゲンを見つけ普段通り保護したのだが、その瞳が生き別れた姉と重なった。本来であれば芸者の世話係をさせる以外に選択肢はない。自らの興味で世界を渡ってきた少女にそれをさせたくなかった緑翠は、ニンゲンの少女に翠月(すいげつ)と名を与え、自らが暮らす宮に囲った。緑翠の廓で、例外として芸者をやっているニンゲンの少年、天月(てんづき)と引き会わせ、翠月も芸者見習いとして稽古につかせる。  翠月は、天月や先輩芸者、御客と親しくなるうちに、なぜ妖の緑翠は、人間である翠月に近づくのだろうかと、疑問に思うようになる。妖の世界で人間が生き残る方法を知るほど、仕事として緑翠が守っているのだと実感する。  廓の楼主である緑翠は、他の芸者の成長や稼ぎについても考えなければならないが、翠月を贔屓していることを自覚するようになる。周囲は、翠月がニンゲンで、守るべき対象だから近くに置いていると納得していた。時が経って、それだけではないことに感づく者も出てきた。  緑翠にも、ようやく重い腰を上げる時期が来たようだ。姉の命がもう長くないから会いに来いと、実家から便りが届いた。これで、姉を追い込み、緑翠が背負った一族との因縁を切り、翠月を迎え入れる準備を進められる。  * 時代は特に想定しておらず、ざっくりごちゃ混ぜ、詰め込み和風なご都合設定になっています。 語感で選んでいる単語も多いため、本来とは異なった意味で使用している場合があります。 また、未成年・無理矢理・男同士・複数などのRシーンが含まれます。ご注意ください。 物語の中心に近いところにBL要素がありますが、主人公の趣向とは異なります。 主にルビや語尾、話し口調に関して、改稿の入る可能性が高いです。 ムーンライトノベルズにも掲載しています。
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小説 36,103 位 / 183,946件 恋愛 15,833 位 / 55,997件
文字数 284,654 最終更新日 2024.04.27 登録日 2023.03.01
恋愛 完結 長編 R18
 まともな恋愛経験を積まなかった小学校の同級生男女が、大人になって再会し、身体から仲を深め直すお話。  ◇  主人公はベッドで上手くいかないことだけが唯一の欠点と言っていいくらいの、ぱっちり二重で顔が可愛い、基本何でもできる系男子です。  大人しい地味系ヒロインのほうが経験豊富、過去重め、若干メンヘラ・ヒステリー気味です。主人公ではない相手に抱かれていた回想が出てきます。  ◇  ※付きのシーンが書きたいという動機で生まれたお話なのに、あれよあれよと登場人物が動き回ってしまいました。あたたかい目と勢いで読んでいただけると嬉しいです。  アブノーマルもあって、行為内容に関して直接的な表現をしている部分もありますので、不安のある方はブラウザバックをお願いします。基本、致してるお話です。  他サイトにも掲載しています。
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小説 2,160 位 / 183,946件 恋愛 1,058 位 / 55,997件
文字数 30,079 最終更新日 2024.04.27 登録日 2024.04.22
恋愛 完結 短編 R18
魔法を扱えると分かった者は、森に捨てられる。魔法に触れた者も、同罪である。 そんな差別のある田舎で育ったキールは、幼い頃、森に迷い込んだことがある。黙っていれば差別は受けないからと、魔女に魔法で助けられたが、稀有な体験に興奮し、村の人々に話してしまった。当然、距離を置かれ、村の隅でひとり暮らすことになったキールは、その魔女を忘れられず、ほぼ毎日森へ入るようになり… ◇ 魔法に関係すると虐げられる地域で、魔女が魔法で助けた少年に絆されるお話。 諸々ふんわり読んでいただけると嬉しいです。 ムーンライトノベルズにも投稿しています。
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小説 29,572 位 / 183,946件 恋愛 12,652 位 / 55,997件
文字数 11,784 最終更新日 2024.03.24 登録日 2024.03.22
BL 連載中 短編 R18
子孫を残すことを求められない男色の王子と、奴隷として生きていた少年のお話。 タイトルは間違ってません。 ムーンライトノベルズにも掲載しています。
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小説 36,103 位 / 183,946件 BL 9,341 位 / 23,790件
文字数 30,800 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.07.24
恋愛 連載中 長編 R18
高校二年の夏の終わり。行きつけのカフェで見かけたのは、他校の女の子。 このカフェに、おひとりさまの高校生は珍しい。また見かけることがあれば、しゃべってみたい。そう思っていたら、ひとりギターを鳴らす裏道に、彼女がやってきた。 隣に座って名前を聞いて、少しずつ彼女のことを知るうちに、一緒に居ることが楽しいと思えた。 学校ではしない話をして、盛り上がって。普段、人との距離を取ろうと思っているのに、彼女とは縮めたい。 デートにも行けて、噂になって騒がれるのは困るけど、仲良くなれるのは嬉しかった。 裏道のあの特等席は、知っている人が限られているはずだったのに、隠し撮られたツーショットがSNSに出回って…? ☆ 人との距離を取りたい運動部系帰宅部のイケメンな男の子と、他校の女の子のお話。 Rシーンは相当物語が進んでからですが、入ります。 学校生活や社会制度、心身の症状など、ご都合主義な緩い独自設定です。 フィクションです。実際の人物や団体などには一切関係ありません。 他サイトにも掲載しています。
24h.ポイント 7pt
小説 36,103 位 / 183,946件 恋愛 15,833 位 / 55,997件
文字数 153,755 最終更新日 2023.12.15 登録日 2023.07.01
恋愛 連載中 長編 R18
高校二年の夏の終わり。二学期からの転入生が、私。 高校卒業まであと一年半ほど。受験もあるし、今更、新しい土地で誰かと仲良くすることもなく、必要最低限の関わりがあればそれでいい。 理解しようとも思えない両親から離れるために、家には居たくない。だから、外で過ごすための場所探しをするけど、高校生がひとりで居られる場所なんて限られる。私に関わってくれる大人は、みんな仕事として接してくれるから、その分会いやすかったし、割り切れて楽だった。 同年代が居なさそうだからと入ったカフェに来たのは、他校の男子生徒。偶然が重なって、彼とは放課後に毎日会うように。家に居る時間を減らすために、利用できる人だ。 (今までは、大人しか使ってこなかったのに……) 周囲から隠れるようにギターを鳴らす彼には、他にも学校では見られたくない一面があるようで…? ☆ 新しい土地で居場所探しをする女の子と、他校の男の子のお話。 Rシーンは相当物語が進んでからですが、入ります。 学校生活や社会制度、心身の症状など、ご都合主義な緩い独自設定です。 フィクションです。実際の人物や団体などには一切関係ありません。 他サイトにも掲載しています。
24h.ポイント 7pt
小説 36,103 位 / 183,946件 恋愛 15,833 位 / 55,997件
文字数 153,727 最終更新日 2023.12.15 登録日 2023.07.01
BL 完結 短編 R18
人間の血液を研究する吸血鬼と、彼に覚えられた人間の少年のお話。 血や針、牙、怪我、受け攻めの入れ替えなどの要素が苦手な方はご注意ください。 ムーンライトノベルズにも投稿しています。
24h.ポイント 7pt
小説 36,103 位 / 183,946件 BL 9,341 位 / 23,790件
文字数 33,345 最終更新日 2023.11.15 登録日 2023.10.31
恋愛 完結 短編 R18
伝統も習慣も異なる国で、王太子の婚約者として日々を耐えるフローレンス。彼女を介抱し、癒しとなったのは、第四王子エリストンだった。 4話までのRは残虐・無理矢理な方向に激しめ。6話のRは優しめ。 ムーンライトノベルズにも掲載しています。
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小説 18,870 位 / 183,946件 恋愛 8,356 位 / 55,997件
文字数 24,003 最終更新日 2023.07.14 登録日 2023.07.14
恋愛 完結 長編 R18
 ルーク・ウィンダム警備副隊長は、任務で滞在した屋敷の中で、顔を前髪で半分隠した女の子を見かけた。執事の慌て方を見るに、外部の人間に見られてはいけない子だったのは、すぐに分かった。  その子を見たのがルークだったことも、この屋敷に関わる者にとっては運が悪かった。ルークは、普通の騎士にはない能力を持っている。  自身の見た目を変化させる、変身魔術を扱える魔術師は、この国にはルークだけだ。しかも、ルークが魔術を操れることを知るのは、師匠であるジョンと王家の一部のみ。そもそもルークは騎士学校を卒業しており、魔術学校にはほぼ通っていない。魔術を使えることをずっと周囲に隠して、騎士として任務に就いているのだ。  昼間に見かけた女の子を探すために子犬の姿になると、その子から強烈な匂いがした。こんな匂い、感じたことがない、嫌じゃない、むしろ好きな匂い…  ルークは考える。  …思い当たる知識は、つがいだ。僕の番が、この子なのか。ということは、この子も魔力を持つはず。魔術師の番に当たるなら、魔力は持っていて当然だ。この子が昼間に隠されていたのは、それが原因なのか?  いきなり部屋の中に現れる転移魔術を使うこともできたが、警戒されたくはない。夜を待って、廊下から扉を軽く引っ掻くと、まだ起きていた女の子が開けてくれた。  ☆ ルークと、ルークが任務で出会った女の子のお話。 虐待や甘々(?)えっち、物語の後半には無理矢理の性交渉や拷問などの成人向けエピソード(※マーク)がありますのでご注意ください。 時代・爵位・仕事・番・魔術など、ご都合主義な緩い独自設定があります。 ムーンライトノベルズにも投稿しています。
24h.ポイント 0pt
小説 183,946 位 / 183,946件 恋愛 55,997 位 / 55,997件
文字数 232,500 最終更新日 2023.02.20 登録日 2023.01.01
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