ぱすた屋さん

ぱすた屋さん

なろうとカクヨムでも投稿しております。
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ライト文芸 完結 短編
「私が、この小さな命を守ってやらねば」 雨の降る公園で泣いていた小さな女の子、結衣。 あの日から15年、私は彼女と同居し、一番の理解者として、そして保護者として寄り添い続けてきた。 かつては威風堂々と家の中を歩き回り、彼女を背後から守っていた私。 しかし、残酷な「老い」は確実に私の体を蝕んでいた。 階段の上り下りすら億劫になり、一日の大半を日向の特等席でまどろんで過ごす日々。 立派な社会人へと成長した結衣は、気丈に振る舞いながらも、私のために専用の柔らかい食事を用意し、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる。 そんなある夜。仕事で深く傷ついた結衣が、私の隣でボロボロと涙をこぼして泣き崩れた。 迫り来る別れの足音。 自身の寿命を悟った私が、最後に彼女へ贈る、不器用で、けれど最大限の愛情表現とは――。 ある「同居人」たちの愛の物語。
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小説 24,802 位 / 222,728件 ライト文芸 520 位 / 9,414件
文字数 4,930 最終更新日 2026.02.22 登録日 2026.02.22
SF 完結 短編 R15
 宇宙のゴミ捨て場と呼ばれる惑星『ジャンク・エンド』で、細々とジャンク屋を営む青年タケルは、廃棄場から美しい少女ロボの頭部を拾う。修理の末に目覚めた彼女――ミーナの正体は、かつて数々の星系を滅ぼしたとされる『戦略殲滅兵器』だった。  しかし、回路のバグ(?)により、彼女の全演算リソースは「完璧な家事」へと全振りされていた。タケルの汚部屋を分子レベルで殺菌洗浄し、主人の健康を第一に考えるミーナ。  そんな中、惑星の地上げを目論む銀河不動産企業の執行官ゼノスが、最新鋭の艦隊を引き連れて襲来する。惑星丸ごとの「焼却処分」を宣告するゼノスに対し、ミーナは怒りのエプロンを締め直した。 「主人の敷地内でのポイ捨て、並びに騒音。これは……万死に値するマナー違反です」  ミーナは、星を焼くレーザーを『塵取り』で跳ね返し、戦艦の群れを『キッチンナイフ』で細切れのサイコロステーキ状に解体していく。  豆腐一丁の特売のために海賊艦隊を氷漬けにし、惑星粉砕兵器を「粗大ゴミ」として圧縮処理する最強メイド。圧倒的な力で銀河の脅威を「掃除」していく彼女だが、そのたびに発生する「莫大な魔導エネルギー代(電気代)」がタケルの家計を火の車にしていくのであった。
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小説 222,728 位 / 222,728件 SF 6,435 位 / 6,435件
文字数 8,716 最終更新日 2026.02.17 登録日 2026.02.17
恋愛 完結 短編
高校生の市ノ瀬悠真(いちのせ ゆうま)は、クラスで目立たない「空気」のような存在だ。 そんな彼の唯一の聖域は、放課後の家庭科室。趣味の菓子作りに没頭する彼の元には、いつも一人の「客」がやってくる。 クラスの女王——高坂朱音(こうさか あかね)。 才色兼備で誰も寄せ付けない彼女の裏の顔は、毒舌キャラで圧倒的な人気を誇るVチューバー『ルル』だった。 「もう無理、配信休みたーい!」「はいはい、マドレーヌ焼けたぞ」 配信のストレスでボロボロな朱音を、悠真は手作りのお菓子と適当な相槌で癒やしていく。 しかしある夜、事件は起きた。 五万人が視聴する生配信中、朱音がうっかり「素のトーン」で呟いてしまったのだ。 「……ん。やっぱり、ユウ君の作るお菓子が、世界一落ち着く……あ」 コメント欄は「ユウ君って誰!?」と大炎上。翌朝の教室は、謎の男『ユウ君』の犯人探しで持ち切りに。 正体バレの危機の中、朱音は顔を真っ赤にして悠真に詰め寄る。 「……責任、取ってよね?」 無自覚に胃袋を掴むパティシエ男子と、実はメンタル激弱な女王様Vチューバー。 二人だけの甘い秘密から始まる、ハラハラドキドキの「じれキュン」放課後ラブコメ、開幕!
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小説 222,728 位 / 222,728件 恋愛 64,934 位 / 64,934件
文字数 3,282 最終更新日 2026.02.16 登録日 2026.02.16
恋愛 完結 短編
公爵令嬢ロザリアには秘密があった。それは、自分が乙女ゲームの「悪役令嬢」であり、このままでは破滅ルートが待っているということ。 前世は平凡でお人好しな日本人だった彼女は決意する。 「よし、適度に嫌われて、円満に婚約破棄されて、田舎でイチゴを育てて暮らそう!」 そうと決まれば悪逆非道の限りを尽くすのみ。 ヒロインに「最高級のカツサンド」を無理やり食べさせ(栄養補給)、騎士団を「泥水をすする勢い」でしごき抜き(生存率向上)、王子には「顔も見たくない」と本音をぶちまける(諫言)。 ……はずが、周囲の勘違いにより、気づけばロザリアは国中の尊敬を集める「孤高の聖女」として爆誕していた!? 卒業パーティー当日、念願の婚約破棄を言い渡されるも、周囲からは非難どころか「愛ゆえの苦言だったのか!」と絶賛の嵐。 パニックに陥るロザリアを救い出したのは、唯一の味方だと思っていた側近の幼馴染、アリスターで——。 「逃げ場なんて、最初から作ってないよ」 実は一番の腹黒だった側近に溺愛され、外堀を完璧に埋め尽くされていくポンコツ令嬢。 彼女が本当の自由(スローライフ)を手にできる日は、果たしてやってくるのか? (※短編版は二人の逃避行……に見せかけた、執着側近によるハッピーエンドまで!)
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小説 34,441 位 / 222,728件 恋愛 14,260 位 / 64,934件
文字数 4,391 最終更新日 2026.02.16 登録日 2026.02.16
ファンタジー 完結 短編
「セシリア! 貴様のような陰湿な女との婚約は、今ここで破棄する!」 乙女ゲームの王道である『悪役令嬢の断罪イベント』。 可憐なヒロインが涙ながらにいじめを訴え、王太子が冷酷に婚約破棄を突きつける。 誰もがヒロインに同情する中、壁際で警備任務に就いていた平民のモブ捜査官・レオン(前世:天才犯罪心理学者)は一人、呆れ果てていた。 (……あのヒロイン、眼輪筋が全く動いていない。完全な『嘘泣き』だ。むしろ微表情には、他人を操る優越感がダダ漏れじゃないか) ドレスの裂け目の繊維の向き、階段から落ちたのに一切ない防御創。 前世で培った『プロファイリング』と『科学捜査』の知識を用いれば、可憐なヒロインの裏の顔(サイコパス)と自作自演など、一目瞭然だった。 「乙女ゲームの強制力? 知るか。異常犯罪者の三文芝居など、俺の『論理』が許さない」 レオンは圧倒的な証拠と心理分析でヒロインの嘘を論理的に暴き、見事な論破で断罪イベントをひっくり返してしまう。 さらに、冤罪は晴れたものの実家から勘当され、行き場を失った不器用な元・悪役令嬢セシリアを「疑い深い性格が犯罪捜査の助手にぴったりだ」と自分の事務所へ拾うのだが―― 「ちょっと! なんですかこのゴミ屋敷は! 助手の前に、まずは掃除からですわ!!」 天才的だが生活能力が皆無(超甘党)なモブ捜査官。 彼に拾われたことで、隠された『家事力』と『オカン属性』が開花してしまった元・悪役令嬢。 これは、二人が乙女ゲームの狂ったシナリオを次々と論理的に解体し、サイコパスなヒロインに最高の『ざまぁ』を与えながら、無自覚にいちゃいちゃする痛快な謎解き事件簿。 ※残酷な描写あり(念のため) ※サイコパスなヒロインを論理的に完全論破してスカッとするお話です。 ※主人公と悪役令嬢のじれったいラブコメ要素も含みます。 (予定)
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小説 222,728 位 / 222,728件 ファンタジー 51,711 位 / 51,711件
文字数 4,468 最終更新日 2026.02.16 登録日 2026.02.16
SF 連載中 長編 R15
「……お父さん、もう限界かも」 私立聖エルモ機装高等学院。 人々の憧れである『機装(ギア)』操縦士を養成するその学び舎で、九条結衣はどん底にいた。 最新AIがサポートする数億円の高級機が飛び交う中、彼女の愛機は型落ちの貸出機『アリエス』。 脳波同期率は絶望の0%。ランキングは全校300人中、290位。 「貧乏人は大人しくスクラップでも拾ってな」と笑われる日々。 そんな彼女を救ったのは、毎日往復3時間の満員電車に揺られる、どこにでもいる40歳のシステムエンジニア——「パパ」だった。 「結衣、諦めるのはまだ早い。今、最適化パッチを送った。あとはマニュアル通りに叩け」 娘の絶体絶命のピンチに、父は仕事用の携帯端末一つで介入する。 電波の不安定な地下鉄から、昼休みのデスクから、あるいは上司に怒鳴られている会議室の隅から。 かつて伝説と呼ばれたエンジニアの指先が、物理限界を超えたロジックを機体に叩き込む。 機体モニタに表示される、緑色の文字列——『Dad is Online』。 それは、世界最強のバックアップが開始された合図。 「最新AI? 金に明かした高級機? ——甘いな。パパの書いたコードの方が、100倍速いぞ」 これは、満員電車のおじさんが個人端末一つで、愛する娘を世界の頂点まで押し上げる物語。
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小説 222,728 位 / 222,728件 SF 6,435 位 / 6,435件
文字数 117,628 最終更新日 2026.02.08 登録日 2026.02.08
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