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子どもの頃、歌うことが大好きだったナナ。
けれど、いつしかその夢を心の奥に凍らせ、普通の会社員として日々を過ごしていた。
そんなある日、3歳の甥が描いた「点つなぎ」をきっかけに、止まっていた記憶が少しずつ動き始める。
過去の自分と、今の自分。そして、まだ見えない未来。
点と点をつないだ先に描かれるものは――。
これは、忘れていた「好き」をもう一度見つける物語。
ひとつを選ぶために、何かを諦めなくてもいい。価値観の変わりつつある風の時代に合わせて現実の世界に現れた二刀流のヒーロー。
そんなことを考えながら何となく書き下ろしたショートストーリーです。
文字数 4,149
最終更新日 2026.10.05
登録日 2026.10.05
先祖代々続く旅館の一人息子として育った主人公は、故郷を離れ、都会で会社員として暮らしていた。
旅立ちの日、父から渡されたのは、かつて祖父から父へと受け継がれた一本の腕時計。
「自分で振らなければ、時間は動かない」
その言葉の意味を深く考えることもなく、時は流れていく。
やがて訪れた、家族と旅館の転機。
久しぶりに故郷へ帰った彼の中で、忘れていた想い出が少しずつ蘇っていく。
親から子へ受け継がれるのは、物だけではない。
過去の想い出が、未来を歩くための道しるべになる――。
一本の腕時計と家族の記憶をめぐる、継承のショートストーリー。
文字数 1,518
最終更新日 2026.10.05
登録日 2026.10.05
【人生から生まれる創作絵本プロジェクト】
人の数だけ、人生の物語がある。
『木になる絵本屋さん』は、誰かの人生をヒントに創作絵本を生み出してきた、実在する小さな創作プロジェクトです。
この連載小説では、ひとりの少女・ナオが、不思議な「木になる絵本屋さん」を訪れ、誰かの人生から生まれた絵本と出逢っていきます。
進路に悩み、「好きだった絵」を手放そうとしていたナオは、その絵本たちに触れ、店主のマーサと会話を重ねることで、少しずつ自分自身の心と向き合い始めます。
作中に登場する絵本の一部は、現実世界でも実際に制作されています。
これは、「物語」と「現実」のあいだを行き来する、小さな創作の物語です。
文字数 21,381
最終更新日 2026.10.05
登録日 2026.10.05
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