21世紀初頭、局地的な大災害が世界各地で立て続けに起き、世界中に未知の疫病が蔓延する中、世界はひとつの選択を迫られた。
70億の命を守るために、ひとりの少女の命を犠牲にするか。
あるいは、ひとりの少女の命を守るために、70億の命を犠牲にするか。
そして、その選択は、ひとりの少年に委ねられた。
いや、委ねざるを得なかったと言うべきだろう。
少女はその少年の恋人だったからだ。
少年は少女を連れて、小さな島国の中を逃げ続けた。
だが、やがて、ふたりは逃げることに疲れ果ててしまった。
悩み、もがき苦しんだ末に、少年は愛する少女をその手にかけることを選択した。
少女もそれを願ったからだ。
世界はそれで救われるはずだった。
文字数 235,633
最終更新日 2022.12.07
登録日 2022.08.23
デブでオタクの俺、宮沢渉は、中学高校の六年間、教室の隅の席でライトノベルばかり読んで過ごし、友達がひとりもできず、大学でこそ友達や彼女を作ろうと大学デビューを画策する。
高校卒業後1ヶ月で25キロのダイエットに成功し、お洒落も覚え、大学デビューの準備は万端だった。
大学入学後まもなく、お洒落な大手サークルに入った俺だったが、新歓コンパで急性アルコール中毒になり、救急車で病院に運ばれてしまい、それ以来サークルに顔を出せなくなってしまう。
二つ目のサークルでは長年人と接していなかったせいか話を膨らませることができないことに気づかされ、次こそはと挑んだ三つ目のサークルではオタクであることを隠すため服の話ばかりをしてしまい大学デビュー組だと見抜かれてしまい、やはりそれ以来顔を出せなくなってしまう。
文字数 67,830
最終更新日 2021.05.12
登録日 2020.12.21
文字数 65,905
最終更新日 2021.05.08
登録日 2021.04.17
1.夢を見たとき、その夢世界からひとつだけ現実世界に持ち帰ることができる。
2.夢を見なかった場合、現実の世界において大切なものを順番にひとつずつ失う。
3.夢世界から持ち帰るものは、夢世界に存在したものの中から無作為に決められる。
4.夢世界から持ち帰ったものは捨てたり、第三者に譲ったりすることができない。手放せない。
5.失う「大切なもの」は、契約者が所有するすべてのものを指し、法律上の所有権を有するものとは限らない。
6.失う「大切なもの」は、存在するが姿形をもたないものも含まれるが、契約者自身は含まれない。
7.一度失った「大切なもの」は、二度と手に入れることができない。夢世界から持ち帰ることもできない。
8.失うものはひとつであるが、同じものが複数存在する場合、それら全てを一度に失ってしまう場合もある。
9.契約者は、契約満了時までドリーワンを放棄できない。
文字数 137,282
最終更新日 2021.01.27
登録日 2020.10.27