最弱レイドボス『アシュラ』に転生した俺、討伐対象になったけど人類を滅ぼす気はないんだが?

気がつくと俺は、サービス終了直前であるMMORPG《ティタノマキア》の最弱レイドボス、“アシュラ”として異世界に転生していた。

六本の腕に三つの顔。灼熱と氷結を自在に操る千人殺しの怪物——という見た目と設定こそ最強クラスだが、実態はプレイヤーにネタ扱いされていた見掛け倒しの雑魚ボス。それがアシュラだ。

見た目は強面でも戦う気なんてない俺はダンジョンを拠点にスローライフを始めることにした。ダンジョンを改築し、畑を耕し、静かに第二の人生を楽しむ——はずだったのに。

まず初めの部屋から出られないわ、毎週のように雷帝が襲ってくるわ、隣人のレイドボスに難癖つけられるわ、しまいには災害として隣国から討伐対象にされるわで、もうめちゃくちゃ。

俺はただ、誰にも邪魔されず静かに暮らしたいだけなんだが?

こうして勘違いが勘違いを呼び、事態はどんどんカオスに転がり始める。

※小説家になろう様、カクヨム様にも投稿しています。
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