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王国の伯爵家から「地味で何の役にも立たない」と離縁を突きつけられたリレイナ。彼女は幼い頃からの夢であった「踊り子」になるため、身一つでスラム街へと流れ着く。泥にまみれながらも、地道な努力と天性の才能で頭角を現していくリレイナ。そんな彼女の魂を揺さぶる舞いを偶然目にしたのは、敵対する帝国の高名な貴族、ゼルトニアだった。
ゼルトニアに誘われ、帝国の舞台に立ったリレイナは大喝采を浴び、時の皇帝からもその存在を認められる。しかし、リレイナを失ってから国力が衰退し始めた王国側は、彼女の成功を妬み「これは帝国による拉致・誘拐だ」と国際問題に発展させて連れ戻そうと画策する。
絶体絶命の窮地に現れたのは、わずか8歳にして世界の理を把握し、あらゆる権力者が恐れる「知の王」エレン・フェルズ。彼がリレイナの元を訪れた時、物語は王国の滅亡と、リレイナの真の幸福へと加速していく。
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