王女の婚約者候補は私以外みんな不適格だった
コテツ・ニジュウ伯爵令息がこの国の王女とお見合いをすることになったのは、とても急なことだった。
名馬の産地ということ以外、伯爵領には他に目立つものもなく、コテツ本人も平均的な能力と平凡な容姿をもつだけだ。
一体なぜ、彼が選ばれたのか。
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