お馬鹿な主人公は、お馬鹿なりに頑張る。

 あ!私、主人公なんだ。
 そう他人事のように思い出した瞬間に、焦りを覚える。
 なんで、私が主人公?この物語の主人公は確か、冷静であり、かなり頭が良かったような。しかも実は亡国の生き残りの姫君。
 え、私お姫様?いや、ムリムリ。だって私はただの馬鹿だよ?自分で言うけど、通知表平均以下よ?成績は下から数えた方が早いよ?いや、ムリムリ。

 これは主人公に生まれ変わってしまったお馬鹿な少女が、お馬鹿なりに奮闘する物語。

 ファンタジー部門にいたのですが、恋愛が増えていきそうなので、恋愛部門へと移動することにしました。


 
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