あなたを愛している。けれど、あなたを愛したことはない。
幼い頃に結ばれた婚約は、年月を重ねて愛へと変わった。
そして迎えた初夜の夜。
婚約者アドルを待つエリオノーラは、静かにその時を受け入れようとしていた。
だが、そこで交わされたひと言は。
「あなたを愛したことなどありません」
そして迎えた初夜の夜。
婚約者アドルを待つエリオノーラは、静かにその時を受け入れようとしていた。
だが、そこで交わされたひと言は。
「あなたを愛したことなどありません」
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢の涙
拓海のり
恋愛
公爵令嬢グレイスは婚約者である王太子エドマンドに卒業パーティで婚約破棄される。王子の側には、癒しの魔法を使え聖女ではないかと噂される子爵家に引き取られたメアリ―がいた。13000字の短編です。他サイトにも投稿します。
さようならの定型文~身勝手なあなたへ
宵森みなと
恋愛
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」
――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。
額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。
涙すら出なかった。
なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。
……よりによって、元・男の人生を。
夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。
「さようなら」
だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。
慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。
別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。
だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい?
「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」
はい、あります。盛りだくさんで。
元・男、今・女。
“白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。
-----『白い結婚の行方』シリーズ -----
『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。
今さら遅いと言われる側になったのは、あなたです
阿里
恋愛
夜会で婚約破棄された私は、すべてを失った――はずだった。
けれど、人生は思いもよらない方向へ転がる。
助けた騎士は、王の右腕。
見下されてきた私の中にある価値を、彼だけが見抜いた。
王城で評価され、居場所を得ていく私。
その頃、私を捨てた元婚約者は、転落の一途をたどる。
「間違いだった」と言われても、もう心は揺れない。
選ばれるのを待つ時代は、終わった。
もうお別れしましょう!これであなたとはもう二度と会うこともないでしょう!
睡蓮
恋愛
ガーフ男爵はエリアスに対して思いを告げ、二人は婚約関係となった。しかし、ガーフはその後幼馴染であるルミナの事ばかりを気にかけるようになり、エリアスの事を放っておいてしまう。その後ルミナにたぶらかされる形でガーフはエリアスに婚約破棄を告げ、そのまま追放してしまう。…しかしそれから間もなくして、ガーフはエリアスに対して一通の手紙を送る。そこには、頼むから自分と復縁してほしい旨の言葉が記載されており…。
政略でも愛は生まれるのです
瀬織董李
恋愛
渋々参加した夜会で男爵令嬢のミレーナは、高位貴族の令嬢達に囲まれて婚約にケチを付けられた。
令嬢達は知らない。自分が喧嘩を売った相手がどういう立場なのかを。
全三話。