『懲役9兆円のレベル1』 ~世界最弱の俺が、犯罪者ランキング1位になった~
「俺が盗んだのは自転車一台。それなのに、賠償額は9兆8217億円だった。」
犯罪者を仮想世界へ収容し、労働やクエストによって被害者への賠償を行わせる次世代刑務システム――《RE:PRISON》。
17歳の少年・黒瀬ハルは、身に覚えのない自転車窃盗の罪でその世界へ送られる。
レベル1。武器は木の剣。戦闘経験ゼロ。
ところがログインした瞬間、世界中にありえない通知が流れた。
PRISON RANKING 第1位――黒瀬ハル。
賠償総額、9兆8217億円。
ランキング1位とは、最強の称号ではない。
世界で最も「罪が重い人間」であることを意味する。
さらに、ハルを倒した者には莫大な報酬が支払われることが判明。世界最弱のレベル1でありながら、すべての囚人から狙われる存在となってしまう。
逃亡の果てに出会ったのは、ランキング2位の少女・セナ。
彼女もまた、巨額の賠償金を背負いながら告げる。
「私、人なんて殺してないよ」
調べていくうちに、二人はランキング上位者に奇妙な共通点があることに気づく。
罪が軽い人間ほど、賠償額が異常に高い。
そして囚人たちが稼いだ金は、被害者ではなく、仮想世界中央に建設されている巨大な塔――**《EXIT》**へ流れていた。
完成まで、あと365日。
それは囚人を現実へ帰すための「出口」と説明されていた。
しかし、盗み出した設計図に記されていた正式名称は――
《REAL WORLD ACCESS GATE》
出口ではない。
仮想世界から、現実世界へ出るための「入口」だった。
9兆8217億円は、本当にハルの「罪の値段」なのか。
《EXIT》が完成したとき、現実世界へ出てくるのは誰なのか。
そして――なぜハルだけが、9兆円もの価値を付けられたのか。
世界最弱のレベル1が、自分に着せられた「世界最大の罪」の正体を暴くVR脱獄ミステリー。
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「君は側妃になってくれ」と言われたのでもうどうなってもいいと思って聖祠壊したら邪神に愛されました
2026/8/17 追記
連載版公開中!
皆様のお陰でランキング入りになりました!
感想、いいねもありがとうございます!
読み切りのサクッと読めるバッドエンドとして書いてましたが、もう少し世界観を広めた連載版を開始してます!よろしくお願いします!
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