「君を愛することはない」と言われたので、婚約破棄を喜んで受け入れます
「エレノア。君を愛することはない」
王都の夜会が開かれる華やかな大広間で、私は婚約者であるアシュフォード公爵家嫡男、レオン・アシュフォードからそう告げられた。
彼の隣には、淡い桃色のドレスをまとった令嬢が寄り添っている。
伯爵令嬢のミレーユ・ロゼッタ。
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