日、出ヅル國
嘉永六年六月、幕府は武力を以て開国を迫るペリー艦隊に対し迎撃を行い、その軍事政権たる所以を完遂した。いわゆる「嘉永の外寇」である。
そして敵将ペリーの戦死を確認した幕府は直ちに迎撃態勢を整え始め、諸大名に数百年振りの動員命令を下した。
だが、いかに装備は諸外国に引けを取らない、最新に近いものだとしても長年の泰平で軍紀は緩み切っており、槍すら握ったことも無い「武士」すら存在していた……。
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