幼なじみ王子と従者とホットチョコレート

 母国を捨て旅人となった元王子ラフィと元従者ミラ。
 定住を視野に、穏やかな日々を過ごす。
 ある冬、住み込みで働いていた食堂から出て行かなければならなくなった。雪が降り出す前に新しい職場と住むところを探さなければ、凍死の可能性も。
 豪商の屋敷に仕事を貰いに行き、雇われる事となった。元王子の主人が、人に仕えるモヤモヤがあったが、豪胆で偏屈な旦那様のお陰で杞憂に終わり、お年寄り旦那様のほぼ専属介護士の愉快な従僕ライフ。
 そんなとき、自分と同じ人種――母国の人間を見たという噂を聞いた。強制的に連れ帰らされたら、二度とこんな平和な日常は来ない。
 真相を確かめるべく、港の都市に向かう。そこは上流階級の集まる要塞都市。
 美人な上に社交的なミラは彼らと華やかな交流をし、ラフィが嫉妬して飛びだしてしまう。


ほのぼの、日常、ほっこり、ラブラブ、喧嘩して、くっついて、ときどき飯テロ、プロポーズして――

二人が歩む軌跡を。

全年齢対象BL小説。

元従者、過保護な闇系、美人責め(視点人物) ✕ ツンデレデレ不器用な元王子
主従コンビ。

余談:
この小説の金貨、日本円にすると一枚、十万~十五万円で考えています(ザル計算)
金貨一万枚で十億~十五億円。
24h.ポイント 7pt
0
小説 37,049 位 / 184,048件 BL 9,775 位 / 23,822件